[このページに関連付けられている機能 である MCIWnd ウィンドウ クラスは、従来の機能です。 MediaPlayer に置き換わりました。 MediaPlayer は、Windows 10とWindows 11用に最適化されています。 新しいコードでは、可能な場合は MCIWnd ウィンドウ クラスではなく MediaPlayer を使用することを強くお勧めします。 Microsoft は、従来の API を使用する既存のコードを、可能であれば新しい API を使用するように書き直すよう提案しています。]
速度、ボリューム、ズームの各マクロは、MCIWnd メニューの [表示]、[ ボリューム]、[ 速度 ] の各コマンドの機能を提供します。 このセクションで説明するマクロは、再生中に画像を表示するビデオやその他のデバイスで一般的に使用されます。
一部のデバイスでは、複数の再生速度の変更がサポートされています。 MCIWndSetSpeed マクロを使用して、これらのデバイスの再生速度を設定できます。 このマクロは、再生速度を 1000 として定義します。 値が大きいほど、速度が速いことを示します。 値が小さいと、速度が遅くなることを示します。
MCIWndGetSpeed マクロを使用して、現在の再生速度を取得できます。 このマクロは、 MCIWndSetSpeed で使用されるものと同じ値と範囲を使用します。
一部のデバイスでは、ボリュームの変更がサポートされています。 ボリュームは、 MCIWndSetVolume マクロを使用して調整または設定できます。 このマクロは、通常のボリューム レベルを 1000 として定義します。 値が大きいほど、音量が大きいことを示します。 値が小さいと、ボリュームが静かであることを示します。
MCIWndGetVolume マクロを使用して、現在のボリューム レベルを取得できます。 このマクロは、 MCIWndSetVolume で使用されるものと同じ数値と範囲を使用します。
再生ウィンドウを使用するデバイスの場合、MCIWnd は再生イメージのサイズを設定するズーム機能をサポートしています。 再生イメージのサイズは、 MCIWndSetZoom マクロを使用して設定できます。 マクロは、イメージの縦横比を一定に保ちながら、再生イメージのサイズを再定義します。 ズーム値は、元の画像サイズに対する割合として定義されます。 したがって、100 は元の画像サイズを表し、50 は表示される画像が元のサイズの半分であることを示し、200 は表示される画像が元のサイズの 2 倍であることを示します。
MCIWndGetZoom マクロを使用して、現在のズーム値を取得できます。 このマクロは、 MCIWndSetZoom で使用されるものと同じ値と範囲を使用します。
注意
標準の MCI CD オーディオ ドライバーと波形オーディオ ドライバーでは、ボリュームまたは速度の変更はサポートされていません。