MCI_CAPTURE コマンド

MCI_CAPTURE コマンドは、フレーム バッファーの内容をキャプチャし、指定したファイルに格納します。 デジタル ビデオ デバイスはこのコマンドを認識します。

このコマンドを送信するには、次のパラメーターを指定して mciSendCommand 関数を呼び出します。

MCIERROR mciSendCommand(
  MCIDEVICEID wDeviceID, 
  MCI_CAPTURE, 
  DWORD dwFlags, 
  (DWORD) (LPMCI_DGV_CAPTURE_PARMS) lpCapture
);

パラメーター

wDeviceID

コマンド メッセージを受信する MCI デバイスのデバイス識別子。

dwFlags

MCI_NOTIFY、MCI_WAIT、またはMCI_TEST。 これらのフラグの詳細については、「 待機、通知、およびテスト フラグ」を参照してください。

lpCapture

MCI_DGV_CAPTURE_PARMS構造体へのポインター。

戻り値

成功した場合は 0 を返し、それ以外の場合はエラーを返します。

解説

デジタル ビデオ デバイスには、次の追加フラグが適用されます。

MCI_DGV_CAPTURE_AS

lpCapture によって識別される構造体の lpstrFileName メンバーには、宛先パスとファイル名を指定するバッファーのアドレスが含まれています。 (このフラグは必須です)。

MCI_DGV_CAPTURE_AT

lpCapture によって識別される構造体の rc メンバーには、有効な四角形が含まれています。 四角形は、トリミングされてディスクに保存されるフレーム バッファー内の四角形領域を指定します。 省略すると、トリミングされた領域の既定値は、デバイス ドライバーのこのインスタンスのソース領域を指定する前 のMCI_PUT コマンドで指定または既定の四角形になります。

必要条件

要件
サポートされている最小のクライアント
Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー
Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
ヘッダー
Mmsystem.h (Windows.h を含む)

関連項目

Mci

MCI コマンド