PlaySound 関数は、レジストリ内のキー名によって参照されるサウンドも再生します。 ユーザーは、システムの警告や警告に独自のサウンドを割り当てたり、マウス ボタンのクリックなどのユーザー 操作に割り当てたりすることができます。 システムのアラートと警告に関連付けられているサウンドは、 サウンド イベントと呼ばれます。
サウンド イベントを再生するには、サウンドを識別するレジストリ エントリの名前を含む文字列を指す pszSound パラメーターを指定して PlaySound を呼び出します。 たとえば、"MouseClick" エントリに関連付けられているサウンドを再生し、戻る前にサウンドが完了するのを待つには、次のステートメントを使用します。
PlaySound("MouseClick", NULL, SND_SYNC);
指定されたレジストリ エントリまたはそれが識別する波形オーディオ ファイルが存在しない場合、またはファイルが使用可能なメモリに収まらない場合、 PlaySound は既定のシステム サウンドを再生します。
システムによって定義済みのサウンド イベントは、プラットフォームによって異なる場合があります。 次の一覧では、Win32 API のすべての実装に対して定義されているサウンド イベントを示します。
- SystemAsterisk
- SystemExclamation
- SystemExit
- SystemHand
- SystemQuestion
- SystemStart
アプリケーションが独自のサウンド イベントを登録する場合、ユーザーは標準の コントロール パネル インターフェイスを使用してサウンド イベントを構成できます。 アプリケーションでは、標準のレジストリ関数を使用してサウンド イベントを登録する必要があります。詳細については、「 レジストリ」を参照してください。 エントリは、レジストリ階層内の残りのサウンド イベントと同じ位置に属します。 この位置は、Win32 の実装によって異なります。 適切なデータ値も実装によって異なります。
sndPlaySound 関数は、この名前のファイルを読み込む前に、常にレジストリで lpszSound と一致するキー名を検索します。 PlaySound 関数は、サウンドの場所を指定するフラグを受け入れます。