各キャプチャ ドライバーは、ビデオのデジタル化とキャプチャ プロセスの側面を制御し、ビデオ データのサイズを小さくするために使用される圧縮属性を定義するために、最大 4 つのダイアログ ボックスを提供できます。 これらのダイアログ ボックスの内容は、ビデオ キャプチャ ドライバーによって定義されます。
[ビデオ ソース] ダイアログ ボックスでは、ビデオ入力チャネルの選択と、フレーム バッファーでデジタル化されるビデオ イメージに影響するパラメーターを制御します。 このダイアログ ボックスでは、ビデオ ソースをキャプチャ カード (通常は SVHS と複合入力) に接続する信号の種類を列挙し、色相、コントラスト、または彩度を変更するコントロールを提供します。 ビデオ キャプチャ ドライバーでダイアログ ボックスがサポートされている場合は、WM_CAP_DLG_VIDEOSOURCE メッセージ (または capDlgVideoSource マクロ) を使用して表示および更新できます。
[ビデオ形式]ダイアログ ボックスでは、デジタル化されたビデオ フレームの寸法と画像深度の選択、キャプチャしたビデオの圧縮オプションを制御します。 ビデオ キャプチャ ドライバーでダイアログ ボックスがサポートされている場合は、WM_CAP_DLG_VIDEOFORMAT メッセージ (または capDlgVideoFormat マクロ) を使用して表示および更新できます。
[ビデオ表示] ダイアログ ボックスは、キャプチャ中のモニター上のビデオの外観を制御します。 このダイアログ ボックスのコントロールは、デジタル化されたビデオ データには影響しませんが、デジタル化された信号の表示に影響する可能性があります。 たとえば、オーバーレイをサポートするデバイスをキャプチャすると、オーバーレイの色相と彩度、キーの色、または配置を変更できます。 ビデオ キャプチャ ドライバーでダイアログ ボックスがサポートされている場合は、WM_CAP_DLG_VIDEODISPLAY メッセージ (または capDlgVideoDisplay マクロ) を使用して表示および更新できます。
[ビデオ圧縮] ダイアログ ボックスでは、キャプチャ後のビデオ圧縮属性を制御します。 ビデオ キャプチャ ドライバーでダイアログ ボックスがサポートされている場合は、WM_CAP_DLG_VIDEOCOMPRESSION メッセージ (または capDlgVideoCompression マクロ) を使用して表示および更新できます。