解析された情報の表示

ネットワーク モニター フレーム ビューアーには、解析されたデータが 3 つのウィンドウに表示されます。 上部のウィンドウには、識別されたプロトコルを含むフレームの概要が表示されます。 中央のウィンドウには、パーサー表示の一部として階層的に整理できる書式設定されたデータ プロパティが表示されます。 下部のペインには、中央のペインから選択された強調表示された生データが表示されます。

独自のパーサーを開発するときにビューアーの情報を表示する方法を指定できます。 次の図は、ネットワーク モニター フレーム ビューアーで情報を表示する方法を示しています。

ネットワーク モニター フレーム ビューアー

Note

パーサーはフレームを表示しません。 パーサーは、提供された情報のフィールドを認識し、フレームを表示するようにネットワーク モニターに通知します。 フィルター処理は、フィルター クエリがパーサーにまたがることを可能にする、より高いレベルの操作です。

 

パーサーでは、Microsoft Win32 アプリケーションで実行できる関数のみを使用します。 未加工データにプロパティをアタッチする前に、パーサーはまず、使用可能なすべてのプロパティを Network Monitor カーネルに登録する必要があります。 パーサーは、プロパティ データベースを作成するためのメッセージをカーネルに送信し、そのプロトコルに対して可能なすべてのプロパティをプロパティ データベースに入力します。 プロパティ データベースの各プロパティには、テキストの説明、生データの書式設定に使用されるデータ型と修飾子、データの表示に使用される書式設定ルーチンなどの情報が含まれます。