glColorMask 関数

glColorMask 関数は、フレームバッファーカラーコンポーネントの書き込みを有効または無効にします。

構文

void WINAPI glColorMask(
   GLboolean red,
   GLboolean green,
   GLboolean blue,
   GLboolean alpha
);

赤: フレームバッファーに赤を書き込めるか書き込めないかを指定します。既定値はGL_TRUEで、色コンポーネントを書き込むことができることを示します。
緑: 緑をフレームバッファーに書き込むことができるか、または書き込めないかを指定します。既定値はGL_TRUEで、色コンポーネントを書き込むことができることを示します。
青: 青をフレームバッファーに書き込めるか書き込めないかを指定します。既定値はGL_TRUEで、色コンポーネントを書き込むことができることを示します。
alpha: アルファをフレームバッファーに書き込むことができるか、または書き込めないかを指定します。既定値はGL_TRUEで、色コンポーネントを書き込むことができることを示します。

この関数は値を返しません。

glGetError 関数では、次のエラーコードを取得できます。

名前	意味
GL_INVALID_OPERATION	この関数は、 glBegin の呼び出しと glEnd の対応する呼び出しの間で呼び出されました。

glColorMask 関数は、フレームバッファー内の個々の色コンポーネントを書き込めるか書き込めないかを指定します。たとえば、赤がGL_FALSEの場合、描画操作の試行に関係なく、カラーバッファー内の任意のピクセルの赤成分に変更は加えわれません。

コンポーネントの個々のビットに対する変更を制御することはできません。代わりに、色コンポーネント全体に対して変更が有効または無効になります。

次の関数は 、glColorMask に関連する情報を取得します。

glGet と引数 GL_COLOR_WRITEMASK

glGet と引数 GL_RGBA_MODE

要件	値
サポートされている最小のクライアント	Windows 2000 Professional [デスクトップアプリのみ]
サポートされている最小のサーバー	Windows 2000 Server [デスクトップアプリのみ]
ヘッダー	Gl.h
ライブラリ	Opengl32.lib
[DLL]	Opengl32.dll