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glRotatef 関数

glRotatef 関数は、現在の行列に回転行列を乗算します。

構文

void WINAPI glRotatef(
   GLfloat angle,
   GLfloat x,
   GLfloat y,
   GLfloat z
);

パラメーター

角度

回転角度 (度単位)。

x

ベクトルの x 座標。

y

ベクトルの y 座標。

z

ベクトルの z 座標。

戻り値

この関数は値を返しません。

エラー コード

glGetError 関数では、次のエラー コードを取得できます。

名前 意味
GL_INVALID_OPERATION
この関数は、 glBegin の呼び出しと glEnd の対応する呼び出しの間で呼び出されました。

解説

glRotatef 関数は、原点から点 (x、y、z) までのベクトルに関する角度度の反時計回りの回転を実行する行列計算します。

現在の行列 ( glMatrixMode を参照) には、現在の行列を置き換える積を使用して、この回転行列が乗算されます。 つまり、M が現在の行列で、R が翻訳行列である場合、M は M R に置き換えられます。

マトリックス モードがGL_MODELVIEWまたはGL_PROJECTIONの場合、 glRotatef が呼び出された後に描画されるすべてのオブジェクトが回転されます。 glPushMatrixglPopMatrix を使用して、回転されていない座標系を保存および復元します。

次の関数は 、glRotatef に関連する情報を取得します。

glGet と引数 GL_RENDER_MODE

引数GL_MATRIX_MODEを含む glGet

glGet と引数 GL_MODELVIEW_MATRIX

glGet と引数 GL_PROJECTION_MATRIX

glGet と引数 GL_TEXTURE_MATRIX

必要条件

要件
サポートされている最小のクライアント
Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー
Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
ヘッダー
Gl.h
ライブラリ
Opengl32.lib
[DLL]
Opengl32.dll

関連項目

glBegin

glEnd

glMatrixMode

glMultMatrix

glPopMatrix

glPushMatrix

glScale

glTranslate