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IRIS GL Sphere ライブラリ

OpenGL では、IRIS GL Sphere ライブラリはサポートされていません。 球ライブラリの呼び出しは、GLU ライブラリの四角形ルーチンに置き換えることができます。 GLU ライブラリの詳細については、「 Open GL プログラミング ガイド 」および 「OpenGL ユーティリティ ライブラリ」を参照してください。

次の表に、OpenGL 四角形関数の一覧を示します。

OpenGL 関数 説明
gluNewQuadric 新しい四角形オブジェクトを作成します。
gluDeleteQuadric 四角形オブジェクトを削除します。
gluQuadricCallback エラー処理のために、コールバックを四角形オブジェクトに関連付けます。
gluQuadricNormals 法線を指定します。法線なし、面ごとに 1 つ、頂点ごとに 1 つを指定します。
gluQuadricOrientation 法線の方向 (外側または内側) を指定します。
gluQuadricTexture テクスチャ座標の生成をオンまたはオフにします。
gluQuadricDrawstyle 描画スタイルを指定します。多角形、線、ポイントなどです。
gluSphere 球を描画します。
gluCylinder 円柱または円錐を描画します。
gluPartialDisk 円弧を描画します。
gluDisk 円またはディスクを描画します。

 

同様の方法でレンダリングするすべての四角形に対して、1 つの四角形オブジェクトを使用できます。 次のコード サンプルでは、2 つの四角形オブジェクトを使用して 4 つの四角形を描画し、そのうちの 2 つをテクスチャ化します。

GLUquadricObj    *texturedQuad, *plainQuad; 
 
texturedQuad = gluNewQuadric(void); 
gluQuadricTexture(texturedQuad, GL_TRUE); 
gluQuadricOrientation(texturedQuad, GLU_OUTSIDE); 
gluQuadricDrawStyle(texturedQuad, GLU_FILL); 
 
plainQuad = gluNewQuadric(void); 
gluQuadricDrawStyle(plainQuad, GLU_LINE); 
 
glColor3f (1.0, 1.0, 1.0); 
 
gluSphere(texturedQuad, 5.0, 20, 20); 
glTranslatef(10.0, 10.0, 0.0); 
gluCylinder(texturedQuad, 2.5, 5, 5, 10, 10); 
glTranslatef(10.0, 10.0, 0.0); 
gluDisk(plainQuad, 2.0, 5.0, 10, 10); 
glTranslatef(10.0, 10.0, 0.0); 
gluSphere(plainQuad, 5.0, 20, 20);