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PBT_APMRESUMESUSPEND イベント

中断されたシステムが操作を再開したことをアプリケーションに通知します。

ウィンドウは、WM_POWERBROADCAST メッセージを介してこのイベントを受信します。 wParam パラメーターと lParam パラメーターは、次のように設定されます。

LRESULT 
CALLBACK 
WindowProc( HWND hwnd,      // handle to window
            UINT uMsg,      // WM_POWERBROADCAST
            WPARAM wParam,  // PBT_APMRESUMESUSPEND
            LPARAM lParam); // zero

パラメーター

hwnd

ウィンドウへのハンドル。

uMsg

Value 意味
WM_POWERBROADCAST
536 (0x218)
メッセージの識別子。

wParam

Value 意味
PBT_APMRESUMESUSPEND
7 (0x7)
イベント識別子。

lParam

予約済み。0 である必要があります。

戻り値

戻り値はありません。

解説

アプリケーションは、コンピューターが中断される前に PBT_APMSUSPEND イベントを受信した場合にのみ、このイベントを受信できます。 それ以外の場合、アプリケーションは PBT_APMRESUMECRITICAL イベントを受信します。

ユーザー アクティビティ (電源ボタンの押下など) によりシステムがスリープ解除した場合、またはシステムが無人でウェイクアップした後に物理コンソールでのユーザー操作 (マウスやキーボード入力など) を検出した場合、システムは最初に PBT_APMRESUMEAUTOMATIC イベントをブロードキャストし、次に PBT_APMRESUMESUSPEND イベントをブロードキャストします。 さらに、システムはディスプレイをオンにします。 アプリケーションは、システムがスリープ状態になったときに閉じたファイルを再度開き、ユーザー入力に対する準備をする必要があります。

システムが外部ウェイク シグナル (リモート ウェイク) によりスリープ解除した場合、システムは PBT_APMRESUMEAUTOMATIC イベントのみをブロードキャストします。 PBT_APMRESUMESUSPEND イベントは送信されません。

要件

要件 Value
サポートされている最小のクライアント
Windows XP (デスクトップ アプリのみ)
サポートされている最小のサーバー
Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ)
ヘッダー
WinUser.h (Windows.h を含む)

関連項目