PBT_APMRESUMESUSPEND イベント
中断されたシステムが操作を再開したことをアプリケーションに通知します。
ウィンドウは、WM_POWERBROADCAST メッセージを介してこのイベントを受信します。 wParam パラメーターと lParam パラメーターは、次のように設定されます。
LRESULT
CALLBACK
WindowProc( HWND hwnd, // handle to window
UINT uMsg, // WM_POWERBROADCAST
WPARAM wParam, // PBT_APMRESUMESUSPEND
LPARAM lParam); // zero
パラメーター
hwnd
ウィンドウへのハンドル。
uMsg
Value | 意味 |
---|---|
|
メッセージの識別子。 |
wParam
Value | 意味 |
---|---|
|
イベント識別子。 |
lParam
予約済み。0 である必要があります。
戻り値
戻り値はありません。
解説
アプリケーションは、コンピューターが中断される前に PBT_APMSUSPEND イベントを受信した場合にのみ、このイベントを受信できます。 それ以外の場合、アプリケーションは PBT_APMRESUMECRITICAL イベントを受信します。
ユーザー アクティビティ (電源ボタンの押下など) によりシステムがスリープ解除した場合、またはシステムが無人でウェイクアップした後に物理コンソールでのユーザー操作 (マウスやキーボード入力など) を検出した場合、システムは最初に PBT_APMRESUMEAUTOMATIC イベントをブロードキャストし、次に PBT_APMRESUMESUSPEND イベントをブロードキャストします。 さらに、システムはディスプレイをオンにします。 アプリケーションは、システムがスリープ状態になったときに閉じたファイルを再度開き、ユーザー入力に対する準備をする必要があります。
システムが外部ウェイク シグナル (リモート ウェイク) によりスリープ解除した場合、システムは PBT_APMRESUMEAUTOMATIC イベントのみをブロードキャストします。 PBT_APMRESUMESUSPEND イベントは送信されません。
要件
要件 | Value |
---|---|
サポートされている最小のクライアント |
Windows XP (デスクトップ アプリのみ) |
サポートされている最小のサーバー |
Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ) |
ヘッダー |
|