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基本型

実装に依存するデータ型がさまざまなコンピューター アーキテクチャで発生する可能性がある問題を防ぐために、MIDL は独自の基本データ型を定義します。

基本型 説明
ブール TRUE または FALSE の値を持つデータ項目。
バイト 8 ビットのデータ項目は、変更なしで送信することが保証されています。
Char 8 ビット符号なし文字データ項目。
ダブル 64 ビット浮動小数点数。
フロート 32 ビット浮動小数点数。
handle_t RPC バインディングまたはデータシリアル化に使用できるプリミティブ ハンドル。
ハイパー 符号付きまたは符号なしとして宣言できる 64 ビットの整数 _int64とも呼ばれます。
int 符号付きまたは符号なしとして宣言できる 32 ビットの整数。
__int3264 32 ビットまたは 64 ビットのプロパティを持つ整数型を指定するキーワード (keyword)。
長い 32 ビット整数を示す int の修飾子。 署名済みまたは符号なしとして宣言できます。
短い 符号付きまたは符号なしとして宣言できる 16 ビットの整数。
小さな 8 ビット整数を示す int の修飾子。 署名済みまたは符号なしとして宣言できます。
wchar_t IDL に対する Microsoft 拡張機能としてサポートされるワイド文字型。 したがって、osf スイッチを使用してコンパイルする場合、この型は/使用できません。

 

ヘッダー ファイル Rpcndr.h は、これらのほとんどの基本データ型の定義を提供します。 キーワード (keyword) int は認識され、32 ビット プラットフォームで送信できます。 16 ビット プラットフォームでは、 int データ型では、長さを指定するために shortlong などの修飾子が必要です。

void * * は ANSI C 標準によってジェネリック ポインター型として認識されますが、MIDL ではその使用が制限されます。 リモート操作またはシリアル化操作で使用される各ポインターは、基本型または基本型から構築された型を指す必要があります。 (例外があります。コンテキスト ハンドルは void 型として定義されます。詳細については、「 コンテキスト ハンドル」を参照してください)。