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サーバーの開発

分散アプリケーション用のサーバー・プログラムを作成する場合は、MIDL コンパイラーが生成するヘッダー・ファイルとサーバー・スタブを使用する必要があります。 詳細については、「 インターフェイスの開発」を参照してください。 サーバー C プログラム ファイルにヘッダー ファイルを含めます。 アプリケーションを構成する C ソース ファイルを使用してサーバー スタブをコンパイルします。 結果のオブジェクト ファイルをインポート ライブラリとリンクします。 このプロセスを次の図に示します。

分散アプリケーション用のサーバー・プログラムを作成するプロセス

図の例からわかるように、MyApp.idl という MIDL ファイルを使用してインターフェイスを定義しました。 MIDL コンパイラは MyApp.idl を使用して、MyApp_s.c と MyApp.h を生成しました。 また、クライアント スタブの C ソース ファイルも生成されますが、この特定のディスカッションには関係ありません。 サーバー プログラムの C ソース ファイル (この場合は Mysrvr.c) には、Myapp.h ファイルを含める必要があります。 また、Rpc.h ファイルと Rpcndr.h ファイルも含める必要があります。

サーバー アプリケーションは、Mysrvr.c と Rprocs.c の 2 つのファイルで開発されました。 Mysrvr.c ファイルには、サーバー プログラムを起動して実行するために必要な関数が含まれています。 サーバー・プログラムが提供するリモート・プロシージャーは、Rprocs.c ファイルに含まれています。

Mysrvr.c ファイルと Rprocs.c ファイルは、オブジェクト ファイルを生成するために Myapp_s.c と共にコンパイルされました。 その後、オブジェクト ファイルは、RPC ランタイム ライブラリ、および必要になる可能性があるその他のライブラリとリンクされました。 その結果、Mysrvr.exeという名前の実行可能サーバー プログラムが生成されます。

Open Software Foundation (OSF) 互換モード (/osf) で IDL ファイルをコンパイルしない場合は、サーバー プログラムでメモリを割り当てる関数と、割り当てを解除するための関数を提供する必要があります。 Windows 2000 以降のバージョンの Windows の場合、推奨モードは /Oicf です。 詳細については、「 メモリの割り当て方法と割り当て解除方法」および 「ポインターとメモリ割り当て」を参照してください。