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トラップ形式

トラップ PDU の形式は、他の PDU の形式とは異なります。 SNMPv1 トラップと SNMPv2C トラップの形式も異なります。

SNMPv2C フレームワークでは、PDU トラップ形式は、次の方法で編成 n 変数バインディング エントリの変数バインド リストです。

  • 最初の変数バインド エントリには、タイムスタンプが含まれています。
  • 2 番目の変数バインディング エントリは、トラップを識別するオブジェクト識別子です。
  • 3 番目から n 個 変数バインド エントリが存在する場合は、トラップに関連付けられた追加情報が含まれます。

SNMPv1 フレームワークでは、PDU トラップ形式は次のとおりです。

形容
エンタープライズ トラップを生成したデバイスの種類を識別します。
agent-addr トラップを生成したデバイスの IP アドレスを識別します。
generic-trap/specific-trap 定義済みのトラップの種類を識別します。
タイムスタンプ トラップが生成されたタイミングを識別します。
variable-bindings トラップに関連付けられている追加情報が含まれています。

 

SnmpRecvMsg 関数は、常に SNMPv2C 形式のメッセージを返します。 メッセージに SNMP_PDU_TRAP操作の種類が含まれている場合、アプリケーションはメッセージの変数バインド エントリを読み取り、トラップに関連付けられている情報を取得できます。