複数のプロセスとユーザーによるオブジェクトへの同時アクセスを制御するためのメカニズムが不可欠です。 COM には、ストレージ オブジェクトとストリーム オブジェクトの両方のアクセス モードを定義することで、これらのメカニズムが用意されています。 親ストレージ オブジェクトに対して指定されたアクセス モードは子によって継承されますが、子ストレージまたはストリームに追加の制限を設けることができます。 入れ子になったストレージまたはストリーム オブジェクトは、親オブジェクトと同じモードまたは制限付きモードで開くことができますが、親オブジェクトよりも制限の少ないモードで開くことはできません。
STGM 定数に記載されている値を使用して、アクセス モードを指定します。 これらの値は、IStorage インターフェイスおよび関連する API 関数のメソッドに引数として渡されるフラグとして機能します。 通常、いくつかのフラグは、ブール または 演算を使用して、grfMode パラメーターに結合されます。
フラグは 6 つのグループに分類されます。 一度に指定できるフラグは、各グループから 1 つだけです。