ジェスチャの使用
タブレット PC プラットフォームは、アプリケーション ジェスチャをサポートするための Microsoft ジェスチャ認識エンジンを提供します。 Microsoft ジェスチャ認識エンジンでサポートされているジェスチャの一覧については、 ApplicationGesture 列挙のアプリケーション ジェスチャの表を参照してください。 タブレット PC では、システム ジェスチャもサポートされています。 タブレット PC でサポートされているシステム ジェスチャの一覧については、 SystemGesture 列挙のシステム ジェスチャの表を参照してください。
Microsoft ジェスチャ認識エンジン
InkCollector オブジェクト、InkOverlay オブジェクト、または InkPicture コントロールの CollectionMode プロパティを使用して、Microsoft ジェスチャ認識エンジンを使用できます。 CollectionMode プロパティを混合モード (InkAndGesture) またはジェスチャ専用モード (GestureOnly) に設定すると、既定でインクが Microsoft ジェスチャ認識エンジンに渡されます。 InkMode プロパティを InkAndGesture に設定することで、InkEdit コントロールで Microsoft ジェスチャ認識エンジンを使用できます。 また、GestureRecognizer オブジェクトをプラグイン コレクションの 1 つに追加することで、RealTimeStylus オブジェクトでジェスチャ認識を使用することもできます。
ただし、使用するジェスチャが現在のバージョンの Microsoft ジェスチャ認識エンジンでサポートされていない場合は、独自の認識エンジンを作成し、Microsoft ジェスチャ認識エンジンと組み合わせて使用できます。 これにより、アプリケーション内のジェスチャを完全にサポートできます。
タブレット PC では、一部またはすべての入力にペンが使用されます。 これにより、インクの書き込みが非常に簡単になります。 タブレット PC プラットフォームは、ジェスチャの階層構造をサポートするペン入力のアーキテクチャを提供します。 ジェスチャとマッピングは、他の Windows ベースのアプリケーションの従来のマウス メッセージを呼び出すジェスチャを予約しながら、ユーザーが新しいサーフェスで高度なジェスチャを記述および呼び出せるように定義されています。
タブレット PC プラットフォームでは、システム ジェスチャ (システム イベントとも呼ばれます) とアプリケーション ジェスチャの 2 つのレベルのジェスチャが導入されています。 ペン アーキテクチャでは、システム ジェスチャとアプリケーション ジェスチャの両方がサポートされています。 単一ストロークと複数ストロークの両方のアプリケーション ジェスチャがサポートされています。
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