次の方法で共有


TSF の新機能

Microsoft WindowsXP Service Pack1 のリリースに伴い、Text Services Framework (TSF) にはいくつかの新機能があります。

高度なテキスト サービスの拡張サポート

デスクトップ全体のすべてのアプリケーションに一貫したユーザー インターフェイスを提供するために、TSF と Windows にサポートが追加されました。 この新しいサポートにより、TSF を認識していないレガシ アプリケーションまたはコントロールは、一部の高度なテキスト サービスを無料で利用できます。 たとえば、音声ディクテーションと手書き入力を使用して、任意のアプリケーションのドキュメントにテキストを入力できるようになりました。

この新機能は、WindowsXP Service Pack1 以降でのみ使用できます。 既定ではオフになっています。 これを有効にするには、[地域と言語のオプション] コントロール パネルの [テキスト サービスと入力言語] 部分にある新しい [詳細設定] タブのチェック ボックスをオンにします。

tsf コントロール パネル

リッチ エディット サポート

microsoft® Rich Edit バージョン 4.1、特殊文字と段落の書式設定を使用してテキストを表示および編集するためにアプリケーションで使用され、TSF 機能が公開されるようになりました。 既定では、このサポートはオフになっています。 リッチ エディットで TSF を有効にするには、ホスト アプリケーションが特別なウィンドウ メッセージを Rich Edit コントロールに送信します。

セキュリティの強化

TSF のセキュリティと堅牢性が大幅に向上し、スタック、ヒープ、またはその他のセキュリティで保護されたメモリの場所にアクセスできる敵対的なプログラムの可能性を減らしました。 ソフトウェア開発キット (SDK) サンプル アプリケーションとテキスト サービスのセキュリティも強化されました。