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ICMProgressProcCallback コールバック関数

ICMProgressProcCallback 関数は、進行状況を報告し、アプリケーションが色処理をキャンセルできるようにする、アプリケーションが提供するコールバック関数です。

構文

BOOL WINAPI ICMProgressProcCallback(
   ULONG  ulMax,
   ULONG  ulCurrent,
   LPARAM ulCallbackData
);

パラメーター

ulMax

進行状況カウンターの最大値を指定します (ビットマップ処理の完了を見積もるために使用されます)。

ulCurrent

進行状況カウンターの現在の値を指定します (最大値で除算すると、完了率の大まかな見積もりが提供されます)。

ulCallbackData

アプリケーションによって ICM2 関数に渡されるデータを指定し、それをコールバック関数に渡します。 このようなデータは、たとえば、ビットマップを識別し、どの進行状況が報告されているかを処理するために使用できます。

戻り値

この関数は、ビットマップ処理を続行するために TRUE を 返します。 処理を取り消すには、戻り値は FALSE です 。 処理が取り消された場合、呼び出し元の関数はエラーを示すために 0 を返しますが、出力バッファーは部分的に入力される可能性があります。

解説

このコールバック関数の名前は、アプリケーションによって指定されます。 TranslateBitmapBits や CheckBitmapBits など、多くの WCS 関数は、この関数を定期的に呼び出します。

必要条件

要件
サポートされている最小のクライアント
Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー
Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
ヘッダー
Icm.h

関連項目

基本的な色管理の概念

関数

TranslateBitmapBits

CheckBitmapBits