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DEVICEDIALOGDATA2 構造体

デバイス ダイアログを呼び出すために必要なデータを定義します。

構文

typedef struct {
  DWORD     cbSize;
  IWiaItem2 *pIWiaItemRoot;
  DWORD     dwFlags;
  HWND      hwndParent;
  BSTR      bstrFolderName;
  BSTR      bstrFilename;
  LONG      lNumFiles;
  BSTR      *pbstrFilePaths;
  IWiaItem2 *ppWiaItem;
} DEVICEDIALOGDATA2;

メンバー

cbSize

型: DWORD

この構造体のサイズをバイト単位で指定します。

pIWiaItemRoot

種類: IWiaItem2*

アプリケーション項目ツリーの有効なルート項目を表す IWiaItem2 インターフェイスを指します。

dwFlags

型: DWORD

ダイアログ ボックスの操作を制御するフラグのセットを指定します。 次のいずれかの値に設定できます。

フラグ 説明
0 既定の動作。
WIA_DEVICE_DIALOG_SINGLE_IMAGE [デバイス イメージの取得] ダイアログ ボックスで、イメージの選択を 1 つのイメージに制限します。
WIA_DEVICE_DIALOG_USE_COMMON_UI ベンダーが提供する UI ではなく、システム UI (使用可能な場合) を使用します。 システム UI が使用できない場合は、ベンダー UI が使用されます。 どちらの UI も使用できない場合、関数はE_NOTIMPLを返します。

 

hwndParent

型: HWND

ダイアログの親ウィンドウへのハンドルを指定します。

bstrFolderName

種類: BSTR

ファイルを転送するフォルダー名を指定します。

bstrFilename

種類: BSTR

WIA アイテムから bstrFolderName によって指定された宛先フォルダーに転送されるファイルに使用するファイル名テンプレートを指定します。 ファイル名テンプレートに追加の文字を追加することで、任意の数の一意のファイル名を作成できます。

lNumFiles

型: LONG

pbstrFilePaths 配列に書き込まれた文字列の数を受け取ります。

pbstrFilePaths

種類: BSTR*

BSTR ポインターの配列へのポインター。 各配列要素は、bstrFolderName で識別されるフォルダーに正常に転送されたファイルの宛先名を含む BSTR を指します。 メソッドは、このメンバーのストレージを割り当てる必要があります。

ppWiaItem

種類: IWiaItem2*

pbstrFilePaths 配列で指定されたファイルまたはファイルにデータを転送する WIA 項目の IWiaItem2 インターフェイスへのポインター。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント
Windows Vista [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー
Windows Server 2008 [デスクトップ アプリのみ]
Header
Wiadefd.h