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ステータス バー コントロール (MSAA UI 要素リファレンス)

注意

このトピックでは、MSAA UI 要素リファレンスを目的とした ステータス バー コントロール オブジェクトについて説明します。 さまざまな UI フレームワークで ステータス バー コントロール オブジェクトを作成する方法については、ここでは説明しません。 使用している UI フレームワークの API リファレンス ドキュメントを参照してください。

ステータス バーには、アプリケーション ウィンドウの下部にある水平ウィンドウにステータス情報が表示されます。 ステータス バーは、多くの場合、ウィンドウと呼ばれる部分に分割され、各ペインには異なるステータス情報が表示されます。 さらに、ステータス バーには、ボタンや進行状況バーなど、さまざまな種類のオブジェクトを含めることができます。 ステータス バー コントロールのウィンドウ クラス名は STATUSCLASSNAME で、Commctrl.h では "msctls_statusbar32" として定義されます。

IAccessible メソッド

ステータス バーでは、次の IAccessible メソッドがサポートされています。

IAccessible プロパティ

ステータス バーでは、次の IAccessible プロパティが サポートされています。

プロパティ 説明
get_accChildCount ChildCount プロパティは、ステータス バーのペインの数です。
get_accFocus
get_accName ステータス バー オブジェクト自体に Name プロパティがありません。 ステータス バーの各ペインの Name プロパティは、表示されるテキストと同じです。
get_accParent ステータス バー オブジェクトの Parent プロパティは、コントロールを囲み、コントロールと同じウィンドウ クラス名を持つウィンドウ ( ROLE_SYSTEM_WINDOW ) です。 ステータス バーのペインの Parent プロパティは、ステータス バー オブジェクトです。
get_accRole ステータス バー オブジェクト自体の Role プロパティが ROLE_SYSTEM_STATUSBAR。 ステータス バーに表示されるテキストは、Role プロパティとしてROLE_SYSTEM_STATICTEXT
get_accState State プロパティは、次の 1 つ以上のの組み合わせです。STATE_SYSTEM_INVISIBLE STATE_SYSTEM_UNAVAILABLE | STATE_SYSTEM_FOCUSED | STATE_SYSTEM_FOCUSABLE |

メモ

ステータス バー コントロールやステータス バーのテキスト領域ではキーボード ショートカットはサポートされていないため、 get_accKeyboardShortcut はサポートされていません。

IAccessible インターフェイス