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WSDAPI のサンプル

Windows Server 2008 用の Windows SDK には、2 つの WSDAPI サンプルが含まれています。 サンプルのソース コードは、<Windows SDK Install Folder>\Samples\Web\WSDAPI にあります。 このバージョンの SDK は、ダウンロード センターから入手できます。 サンプルは、Windows Vista SDK では使用できません。

株価情報のサンプル (<Windows SDK Install Folder>\Samples\Web\WSDAPI\StockQuote にあります) は、基本的なメッセージング機能を備えたサービスを示しています。 ファイル サービス サンプル (<Windows SDK Install Folder>\Samples\Web\WSDAPI\FileService にあります) は、非同期メッセージング、添付ファイル、イベントなどの高度な機能を備えたサービスを示しています。

どちらのサンプルにも、次の種類のファイルが含まれています。

  • サービスの説明を含む WSDL ファイル。
  • WSDAPI コードの生成に使用される WsdCodeGen 構成ファイル
  • 生成された C++ ヘッダー ファイルとソース ファイル。
  • クライアントとサービスの実装ファイル。
  • Visual Studio のプロジェクト ファイルとソリューション ファイル。

どちらのサンプルでも、デバイス ホスト (IWSDDeviceHost)、デバイス プロキシ (IWSDDeviceProxy)、サービス プロキシ (IWSDServiceProxy) が実装されています。 さらに、ファイル サービスのサンプルでは、非同期メッセージング (IWSDAsyncCallbackIWSDAsyncResult)、添付ファイル (IWSDInboundAttachmentIWSDOutboundAttachment) とイベントの使用が示されています。

サンプルに含まれている FileServiceContract.vcproj ファイルと StockQuoteContract.vcproj ファイルは、WsdCodeGen を呼び出して、WsdCodeGen 構成ファイルで指定された WSDL ファイルから C++ ヘッダーとソース ファイルを生成します。 つまり、サンプル WSDL または WsdCodeGen 構成ファイルが変更され、サンプル プロジェクトが再構築された場合、WsdCodeGen により変更を反映する新しいヘッダー ファイルとソース ファイルが自動的に生成されます。 これは、WSDAPI アプリケーションを構築するための推奨される方法です。 WsdCodeGen は通常、コマンド ラインから呼び出されます。 関連する *.vcproj ファイルを開き、WsdCodeGen コマンド ライン呼び出しの例を表示します。

Windows での WSD アプリケーション開発