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XML バッファー

XML バッファーは、任意の XML データに対して効率的なメモリ内ストレージを提供します。

XML バッファーからデータを読み取る場合は、 XML リーダー を使用し、XML バッファーで WsSetInputToBuffer を呼び出します。 リーダーは、ドキュメントの先頭に配置されます。

バッファーにデータを挿入するには、 XML ライター を使用し、XML バッファーで WsSetOutputToBuffer を呼び出します。 ライターは、ドキュメントの末尾に配置されます。

リーダーが XML バッファーに設定されると、すべての XML リーダー API に加えて、 WsMoveReader を使用してドキュメント内のリーダーを移動できます。 WsGetReaderPositionWsSetReaderPosition を使用して、ドキュメント内の位置を記録し、後でそれに戻ることもできます。

ライターが XML バッファーに設定されると、すべての XML ライター API に加えて、 WsMoveWriter を使用してドキュメント内をライター内を移動できます。 WsGetWriterPositionWsSetWriterPosition を使用して、ドキュメント内の位置を記録し、後でそれに戻ることもできます。 ライターは常に、データが配置されているノードの前にデータを挿入します。

WsGetReaderPosition または WsGetWriterPosition を使用してノードの位置を取得し、その位置で WsRemoveNode を呼び出すことで、XML バッファーからノードを削除できます。 要素の場合、要素とその一致する終了要素を含むすべての子要素が削除されます。

位置は、 WS_XML_NODE_POSITION値によって表されます。 位置は特定の XML バッファーに固有であり、XML バッファーが有効である限り有効です。

XML バッファーでは、次の列挙体が使用されます。

XML バッファーでは、次の関数が使用されます。

XML バッファーでは、次のハンドルが使用されます。

XML バッファーでは、次の構造体が使用されます。