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デジタル プラットフォーム API - 購入者のリーチと頻度レポート

購入者のリーチと頻度レポートには、"reach" と "frequency" という 2 つのパラメーターに関連付けられている情報が表示されます。 "リーチ" とは、広告に公開される一意のデバイスまたはユーザーの数です。 "頻度" は、各一意のデバイスまたはユーザーが広告に公開された平均回数です。 これは、クロスデバイスがコンバージョンのユース ケースに与える影響に関する有意義な結論を導き出すのに役立ちます。 つまり、購入者は、このレポートを使用して、1 人のユーザーがすべてのデバイスで広告を見た回数にクロスデバイスがどのように影響したかについての分析情報を得ることができます。このレポートには、購入に関する過去のリーチと平均頻度が表示されます。

バイヤーリーチと頻度レポートは、以下の手順を容易にすることによって、ユニークなデバイスを分析するための柔軟なフィルタリングを提供します。

  • アクティブな品目または挿入注文の一意のデバイスの 基本的な実行合計 をプルします。
  • 定義された期間 (たとえば、過去 1 週間) にわたって、これらのオブジェクトの一意のデバイスをプルします。
  • 特定の 条件でフィルター処理およびグループ化できます。これにより、指定した条件全体で正確な一意のデバイス数が提供されます。 たとえば、過去 1 か月間の米国とカナダの明細 A、B、D の一意のデバイスの数です。

期限

JSON 要求の report_interval フィールドは、次のいずれかに設定できます。

  • 習慣
  • 今日
  • last_hour
  • last_24_hours
  • yesterday
  • last_48_hours
  • last_2_days
  • last_7_days
  • last_14_days
  • last_30_days
  • last_month
  • month_to_date
  • quarter_to_date
  • 一生

データ保持期間

このレポートのデータは 90 日間保持されます。

注:

カスタム時間枠のレポートを実行するには、レポート要求の start_date フィールドと end_date フィールドを設定します。 これらのフィールドの詳細については、「 Report Service」を参照してください。

Dimensions

種類 フィルター。 説明
month date はい "2010-02" オークションの月。
day date はい "2010-02-01" オークションの日。
hour date はい "2010-02-01 06:00:00" オークションの時間。
buyer_member_id int はい 123 購入メンバーの ID。
geo_country string はい "US" 広告の対象国または地域。
media_type 文字列 いいえ "Banner" クリエイティブの一般的な表示スタイル。
media_type_id int はい 1 メディアの種類の ID。
supply_type string はい "Mobile App" デバイスでクリエイティブをレンダリングする方法。
billing_period_id int はい 453 挿入注文の請求期間の ID。
billing_period.start_date 文字列 いいえ "2010-02-01" 挿入注文の請求期間の開始日。
billing_period.end_date 文字列 いいえ "2010-02-08" 挿入注文の請求期間の終了日。
split_id int はい 111 このデータ セット内のインプレッションを購入した分割の ID。
split_name 文字列 いいえ "FirstSplit" このデータ セット内のインプレッションを購入した分割の名前。
flight int いいえ 32 挿入注文の請求期間内のフライトの ID。
flight.start_dt 文字列 いいえ "2010-02-01" 挿入注文の請求期間内のフライトの開始日。
flight.end_dt 文字列 いいえ "2010-02-03" 挿入注文の請求期間におけるフライトの終了日。
advertiser_id int はい 789 インプレッションが購入された広告主の ID。
advertiser_name 文字列 いいえ "AdvertiserA" インプレッションが購入された広告主の名前。
line_item_id int はい 1122 インプレッションが購入された広告申込情報の ID。
line_item_name 文字列 いいえ "Line Item 1" インプレッションが購入された広告申込情報の名前。
creative_id int はい 444 頻度やリジェンシーに関して報告するクリエイティブの ID。
creative_name 文字列 いいえ "Q1 2017 728x90" 頻度やリジェンシーに関して報告するクリエイティブの名前。
insertion_order_id int はい 321 インプレッションが購入された挿入注文の ID。
device_type string はい "Desktops and Laptops" インプレッションが発生したデバイスの種類。
frequency_cap_type 文字列 いいえ "Classical""Advanced"、または "None" 超過配信を個々のユーザーに制限するために使用される頻度上限の種類。 要求で ID が使用できた場合、 "Classical" は既定の周波数キャップの種類です。 "Advanced" は、"高度な頻度管理" 機能を指します。

指標

説明
imps int 234123 imps 合計インプレッション数。
identified_imps int 234123 identified_imps 特定されたインプレッションの合計数 (つまり、広告リクエストの一部として Cookie、デバイス ID などを含むインプレッション)。
unidentified_imps int 234212 unidentified_imps 未確認のインプレッションの合計数 (つまり、広告リクエストの一部として Cookie、デバイス ID などを含まないインプレッション)。
approx_users_count int 5654 approx_users_count おおよその一意のユーザー数は、インプレッションを閲覧したユーザーをカウントします。
average_impression_frequency double 8898 imps/approx_users_count 一意のユーザーごとに表示されるインプレッションの数。
approximate_consumer_count int 8888 approximate_consumer_count デバイス間の対象ユーザー拡張が原因でインプレッションを表示したおおよそのコンシューマー数。
average_consumer_impression_frequency double 7999 imps/approximate_consumer_count デバイス間の対象ユーザー拡張による一意のコンシューマーごとの表示回数。
approximate_incremental_devices int 899 approximate_incremental_devices インプレッションによって到達した一意の Cookie、モバイル、またはその他のデバイスの合計数。
cross_device_incremental_imps int 6888 cross_device_incremental_imps デバイス間の対象ユーザー拡張が原因で処理されるインプレッションの数。 これは、コンシューマーが所有するより多くのデバイスにリーチを拡大するためにクロスデバイス グラフが適用されているため、ターゲット セグメントの外部のデバイスで配信されたインプレッション数を表します。
average_identified_impression_frequency double 1.23 identified_imps/approx_users_count 一意のユーザーごとに表示された特定されたインプレッションの数。
estimated_people_reach (現在、米国でのみ利用可能) int 269,266 unique devices / device density factor ユーザーが指定したディメンション間で重複除去された、到達した推定人数。

注:

メトリック estimated_people_reach は現在、米国でのみ使用できます。 このモデルでは、郵便番号レベルで到達した一意のデバイスを考慮し、各郵便番号の総人口に対して公開されている米国の国勢調査データを利用して、その郵便番号に到達したユーザーの数を推定します。 この郵便番号レベルのデータは、レポートが API によってプルされたときに集計され、購入者はレポート内の既存のディメンションによって提供される任意のレベルの粒度でレポートを表示できます。

現在ベータ版である Advanced Frequency Management (AFM) では、ユニバーサル識別子 (ユニバーサル ID) は考慮されません。 これは、機能が GA に移行するため、変更される可能性があります。 ユニバーサル ID ターゲティングを利用する広告申込情報は、これが完全に適応されるまで AFM の使用を避ける必要があります。

JSON レポート要求を作成する

JSON ファイルには、"buyer_approximate_unique_users_hourly"report_typeと、取得する列 (ディメンションとメトリック) とreport_intervalが含まれている必要があります。 また、特定のディメンションをフィルター処理し、粒度 (yearmonthday) を定義し、データを返す形式 (csvexcel、または html) を指定することもできます。 JSON ファイルに含めることができるフィールドの詳細については、 レポート サービスに関するページを参照してください。

$ cat buyer_approximate_unique_users_hourly

{"report":
    {
        "report_type":"buyer_approximate_unique_users_hourly",
        "columns":[
            "hour",
            "buyer_member_id",
            "media_type",
            "supply_type",
            "creative",
            "line_item_id",
            "imps",
            "average_impression_frequency",
            "cross_device_incremental_imps"
        ],
        "report_interval":"last_48_hours",
        "format":"csv"
    }
}

POST Report Service への要求

POST レポート ID を取得するための JSON 要求。

$ curl -b cookies -X post -d @buyer_approximate_unique_users_hourly "https://api.appnexus.com/report?advertiser_id=789"

{
   "response":{
      "status":"OK",
      "report_id":"09b6979a6a4c3805bdac8921378d3622"
   }
}

GET レポート サービスからのレポートの状態

レポート ID を使用して GET 呼び出しを行って、レポートの状態を取得します。 execution_status"ready"されるまで、このGET呼び出しを行い続けます。 次の手順で説明するように、 レポート ダウンロード サービスを使用してレポート データをファイルに保存します。

$ curl -b cookies 'https://api.appnexus.com/report?id=09b6979a6a4c3805bdac8921378d3622'

{
   "response":{
      "status":"OK",
      "report":{
         "name":null,
         "created_on":"2016-12-11 19:15:48",
         "json_request": "{\"report\":{\"report_type\":\"buyer_approximate_unique_users_hourly\",
             \"columns\":[\"hour\",\"buyer_member_id\",
             \"media_type\",\"supply_type\",\"creative\",\"line_item_id\",
             \"imps\",\"average_impression_frequency\",\"cross_device_incremental_imps\"],
             \"report_interval\":\"last_48_hours\",\"format\":\"csv\",\"filters\":[{\"advertiser_id\":\"789\"}]}}",
             "url":"report-download?id=b97897a7864dd8f34e7457226c7af592"
      },
      "execution_status":"ready"
   }
}

GET レポート ダウンロード サービスからのレポート データ

レポート データをファイルにダウンロードするには、レポート ID を使用して別の GET 呼び出しを行いますが、今回は レポートダウンロード サービスに呼び出します。 サービス ID とレポート ID は、前のGET呼び出しに対する応答のurl フィールドにあります。 保存するファイルを特定するときは、最初の POSTで指定したファイル形式のファイル拡張子を使用してください。

注:

ダウンロード中にエラーが発生した場合、応答ヘッダーには HTTP エラー コードとメッセージが含まれます。 応答ヘッダーを公開するには、呼び出しで -i または -v を使用します。

curl -b cookies 'https://api.appnexus.com/report-download?id=b97897a7864dd8f34e7457226c7af592' > /tmp/buyer_approximate_unique_users_hourly.csv

注:

XLSX および Excel ファイルとしてダウンロードする場合、レポートごとに 100,000 行の制限があります。