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セッション「ビジネス継続性のためのクラウドアプリ設計の基本原則」を公開しました。

アーキテクチャにまつわる課題を俯瞰的に捉え、マイクロソフトの取り組みやベスト プラクティス、そしてお客様やパートナー様の知見を共有しあう場としてのイベントである、「Microsoft Architect Forum」を2014年12月4日 日本マイクロソフト株式会社 品川本社で開催しました。

今回のテーマは「クラウド ファースト時代のアーキテクチャ・システム構築の革新」ということでしたが、数年先のビジョンを提示してマイクロソフトプラットフォームの先進性をアピールするというより、キャズム理論でいうところのアーリーアダプターとアーリーマジョリティとの断絶を、アーキテクチャに対する思考様式で埋めるためのセッション構成を意識しました。(その反面クラウドネイティブな方々には少し物足りない内容だったのかも知れません。)

私とアークウェイ 福井さんのほうでは、クラウドアプリケーション設計における関心事がオンプレミスのそれとは変化してきていることを説明しました。今回最も重要なメッセージは「これからのクラウドアプリケーションではクラウドインフラに障害が起きることを前提に、分析・設計を行うべき」というものです。

何度か外部セミナーなどで紹介していますので、以下の図を既にご覧になっている方もいらっしゃると思いますが、指標としてはシステムが完全であることを追及する「平均故障間隔(Mean Time Between Failure)」よりもシステムの障害からいかに早く復旧できるかを追及する「平均復旧時間(Mean Time To Repair)」のほうを重要視するということです。
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今回はその障害を前提としたクラウドアプリケーション構築の視点として以下の2点を中心に説明しました。

  • 障害の発生に備えるための分析
  • 負荷を管理するための設計

これより先の説明はぜひセッション資料と動画でお楽しみください。こちらのセッション2-1になります。
https://www.microsoftvirtualacademy.com/training-courses/maf14

MVA(Microsoft Virtual Academy)でご覧いただければ、10問ほどの理解度チェックを受けることができます。

こういうテスト的なものは本能的に避けたくなる方もいらっしゃいますが(私もそうですので)、むしろ先にチェックいただくと、セッションの最重要ポイントを押さえておけるように作成したつもりです。

セッション資料はもとより、50分ほどの動画をチェックするより多くのポイントが獲得できるのも、お得です。 スマイル

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