モバイル端末で Azure Information Protection を使用する際の制限について
こんにちは、RMS サポートの益戸です。
Azure Information Protection (以降 AIPと表記します) では、Windows 端末の他、Android や iOS といったモバイル端末でも暗号化されたファイルを扱うことができるようになりました。
しかしながら、ダブルバイトの日本語表示については、現在(2017 年 9 月 5 日時点)では文字化けが発生することを確認しております。
サポート部門へも多くのお問合せをいただき、開発部門とも情報を共有しておりますが、Android OS に起因する問題、エクスプローラー等の暗号化ファイルを起動する際のアプリケーションに起因する問題、メーラーに起因する問題など、モバイル端末の幅広い環境に依存し、すべての事象に対して今すぐに対応していくことが難しくご不便をおかけする状況が残念ながら続いております。
* 2017/10/04 追記 : iOS についても、同様に文字コードに起因して文字化けが発生することを確認しております。
ダブルバイトといったローカル言語独自の問題については、日本だけではなく、中国や韓国などでも発生している状況とはなりますが、本ブログを通じて、ぜひ開発部門へ直接ご利用者のフィードバックができる仕組みをご紹介したいと思います。
具体的には、Yammer サイトや、メール、User Voice を通じて開発部門へフィードバックを送ることが可能となります。
Product Feedback for Microsoft's Information Protection Solutions : https://msip.uservoice.com
Yammer サイト : https://www.yammer.com/AskIPTeam
情報保護チーム : askIPteam\@microsoft.com?subject=Question%20about%20Azure%20Information%20Protection%20app
なお、文字化けの事象の多くは文字コードに依存する場合が多く、UTF-8 では正常に表示されることを確認しております。
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上記のようにまだまだ利便性に問題がある状況を把握しておりますが、より良い製品となるようお客様のご意見を取り入れ、開発チームへのフィードバックなど尽力して参ります。
引き続き Azure Information Protection をご愛用いただければ幸いです。