果たして Windows 8 は Windows XP より ”軽い” のか?
ソフトウェアというものはバージョンが上がれば高機能になる反面、フットプリントも増加して、その分徐々にパフォーマンスも悪くなっていくという定説があると思いがちですが…
↓このページを見ると、そのようなステレオタイプな思い込みが間違っていた事に気付かされます。
Windows 8 のパフォーマンス
https://www.microsoft.com/ja-jp/atlife/tips/windows/windows8/001/default.aspx
この中で、同じスペックのノートPCに Windows XP、Windows Vista、Windows 7、Windows 8 をインストールした場合のシステム起動時間、システム終了時間、アプリケーション起動時間、バッテリー持続時間の比較を行っている訳ですが、ご覧いただくとわかる通り、すべての項目において Windows 8 は Windows XP を凌駕しています!
OSのフットプリントは増加してしまうのですが、パフォーマンスについては Windows 8 に変更するだけでも随分良くなります。
これらの傾向は Windows 8.1 や Windows Embedded 8.1 Industry に於いても全く変わらないので、Windows XP にこだわり続けるのはパフォーマンスの面からも良くない、という事が証明されました。
Windows 8 で起動時間等が高速なっている理由について、もう少し詳細を知りたい方々は、Windows開発チームのブログにも記載があるので、ぜひご参照ください。
Windows 8 でお届けする高速な起動
https://blogs.msdn.com/b/b8_ja/archive/2011/09/14/windows-8-boot.aspx
この起動の仕組みも Windows 8、Windows 8.1共通ですので、8.1でも同じく起動などが高速に動作します。
※日本語化した図を 寺島さん(日本マイクロソフト エンベデッド マーケティング スペシャリスト)から頂いたので差し替えました。2013.12.19