ハイブリッド モバイル デバイス管理から Azure 上の Intune への移行をお願いします
こんにちは。Microsoft Intune サポート チームです。
System Center Configuration Manager と Microsoft Intune ハイブリッド構成機能の廃止スケジュールについてお伝えします。
2018 年 8 月 14 日付けで、以下の公開情報がリリースされております。
・Hybrid MDM の公式ドキュメント (英語版)
https://docs.microsoft.com/en-us/sccm/mdm/understand/hybrid-mobile-device-management
・US Intune サポート チームのブログ
本ブログ記事では、公式ドキュメントの内容の抄訳をご案内します。
【重要】
2018 年 8 月 14 日時点で、ハイブリッド モバイル デバイス管理機能は廃止対象機能となりました。
1 年以上前に Azure 上の Intune がリリースされて以降、Intune には数百もの顧客の要望に応える機能や、業界最先端のサービスが追加されました。 Azure 上の Intune はより統合された合理的な管理エクスペリエンスを提供することで、企業のモバイル ニーズに応えます。
結果として、ほとんどの顧客がハイブリッド MDM 構成から Azure 上の Intune への移行を選択しています。こうしたクラウドへの移行が進んでいるため、ハイブリッド MDM を利用している顧客の数は減少を続けています。したがいまして、マイクロソフトは 2019 年 9 月 1 日をもってハイブリッド MDM 機能の提供を廃止します。 Azure 上の Intune への移行を計画してください。
この変更は、オンプレミスの Configuration Manager のみを使っている (Intune を利用していない) 顧客や、Windows 10 の共同管理機能 (ハイブリッドではなく) を使っている顧客には影響しません。 もしハイブリッド MDM を利用しているかどうか分からない場合は、 Configuration Manager 管理コンソールの [管理] ワークスペース内の [クラウド サービス] - [Microsoft Intune サブスクリプション] を参照してください。もしここに Microsoft Intune サブスクリプションがセットアップされていれば、そのテナントはハイブリッド MDM 構成になっています。
■ この変更は私にどのような影響がありますか?
・マイクロソフトは今後 1 年はハイブリッド MDM の利用をサポートします。ハイブリッド MDM 機能でも重大な問題のバグ修正は引き続き受け付けています。また、 iOS 12 を搭載するデバイスの登録など、新しい OS に対しても既存の機能をサポートします。ただし、今後ハイブリッド MDM では新機能は提供されません。
・ハイブリッド MDM の提供が終了する前にAzureのIntuneに移行する場合、エンドユーザーに影響はありません。
・ライセンスは変わりません。 Intune on Azure ライセンスは、ハイブリッド MDM に含まれています。
・2018 年 11 月以降は、新しくハイブリッド MDM を利用開始しようとしても、そのオンボーディング処理がブロックされるようになります。
・2019 年 9 月 1 日に、ハイブリッド MDM されているデバイスはポリシー・アプリケーション・セキュリティアップデートを受け取らなくなります。
■ この変更に備えて何をする必要がありますか?
・Configuration Manger コンソールから Azure への MDM の移行を計画します。 Microsoft ITを含む多くのお客様がこのプロセスを完了しました。 詳細については、このMicrosoftのケーススタディを参照してください。
・ハイブリッド MDM から Azure の Intune に移行するプロセスを簡略化するために、以下のツールとドキュメントを確認してください。
- Microsoft IntuneにConfiguration Managerデータをインポートする
- ハイブリッドMDMユーザーとデバイスをIntuneスタンドアロンに移行する
・ご登録のパートナー企業または FastTrack にお問い合わせください。 FastTrack for Microsoft 365は、ハイブリッド MDM から Azure 上の Intune への移行を支援します。
・詳細については、Intune サポートのブログ記事を参照してください。