Windows Intune Endpoint Protection のインストール方法
こんにちは。Windows Intune Support の及川です。
今回は、 Windows Intune Endpoint Protection のインストール方法についてご案内いたします。
2013 年 10 月の Windows Intune 機能更新によって、エージェント ポリシーのデフォルト値においては、Windows Intune Endpoint Protection が自動的にはインストールされない仕様となっております。
以下に、ポリシーを有効化して Windows Intune Endpoint Protection をインストールする手順をご紹介します。
■ 手順
既定の状態では、以下のようにクライアントには Endpoint Protection がインストールされず、無効となっています。
その理由は、「Endpoint Protection のインストール」ポリシー設定の既定値が、以下のように「いいえ」となっているためです。 以下の手順を行うことで、Endpoint Protection をインストールできるようになります。
1) Windows Intune Endpoint Protection ポリシーの有効化
Windows Intune 管理コンソール https://admin.manage.microsoft.com
[ポリシー] - [すべてのポリシー] - [Windows Intune エージェントの設定から作成: XXXX年XX月XX日 XX:XX:XX] をダブル クリックします。
- [Endpoint Protection] タブ
- [Endpoint Protection のインストール] 「はい」
- [サード パーティ製エンドポイント保護アプリケーションがインストールされている場合でも Endpoint Protection をインストールする] 「はい」
- [Endpoint Protection を有効にする] 「はい」
- 元の画面 [Windows Intune エージェントの設定から作成: XXXX年XX月XX日 XX:XX:XX] に戻り、展開先を設定します。なお、「グループに属していないデバイス」へはポリシーが適用できない点をご留意頂きますようお願いいたします。
※ 「グループに属していないデバイス」 グループについて
新規登録を行ったデバイスをグループに割り当てない場合、そのデバイスは「グループに属していないデバイス」に属し、Windows Intune Endpoint Protection、更新プログラム、ソフトウェア、ポリシーの適用対象外になります。
2) 管理ポータルからの、ポリシーの更新
Windows Intune管理ポータル https://admin.manage.microsoft.com
グループ - すべてのデバイス
- 対象のデバイスを選択し、右クリックにて「ポリシーの更新」ボタンをクリックします。
この処理がリモート タスクとして画面右下のリモート タスクへ移ります。
「X リモート タスク」をクリックし、対象の端末でのタスクの「状態」が「完了」になりましたら、ポリシーが更新されたと認識いただけます。
3) Windows Intune Endpoint Protection ステータス確認
クライアント端末にて Windows Intune Endpoint Protection がインストールされ、起動できるかをご確認ください。また、管理コンソールで対象端末の Endpoint Protection のステータスが「問題はありません」として表示されているかをご確認ください。なお、ポリシー設定が反映され、Endpoint Protection がインストールされるまでに、最長で 24 時間かかる場合がございます。