IE10でほぼすべてのFlashコンテンツを表示可能に
これまでWindows 8の新しいUIとWindows RTで動作するIE10でAdobe Flash Player 用のコンテンツを再生させる場合、CVリスト(Compatibility View List - 互換表示リスト)へのドメインの事前登録が必要でしたが、この仕様が変更となりました。CVリストは、これまでの再生を許可するドメインを記載する「ホワイトリスト」から、再生を拒否するドメインを記載する「ブラックリスト」へと性質が変わり、この仕様変更により、基本的にほぼすべての Flash コンテンツがそれらの IE10 で表示できるようになります。
なお、この変更は、日本時間2013年3月13日から、Windows Update 経由で配信されている Windows 8/RT 用の Internet Explorer 10 の更新プログラム (KB2809289 に含まれます) の導入後に適用されます。
これまでのAdobe Flash Player 用のコンテンツのサポート
Windows 8 | 新しいUIのIE10 | CV List に掲載されたドメインのFlashのみ |
デスクトップ版IE10 | すべてのFlashコンテンツ | |
Windows RT | 新しいUIのIE10 | CV List に掲載されたドメインのFlashのみ |
デスクトップ版IE10 | CV List に掲載されたドメインのFlashのみ |
2013年3月13日からのAdobe Flash Player 用のコンテンツのサポート
Windows 8 | 新しいUIのIE10 | ほとんどのFlashコンテンツ |
デスクトップ版IE10 | すべてのFlashコンテンツ | |
Windows RT | 新しいUIのIE10 | ほとんどのFlashコンテンツ |
デスクトップ版IE10 | ほとんどのFlashコンテンツ |
CVリストがこれまでのホワイトリストからブラックリストに変わったことにより、今度はCVリストに掲載されているドメインのFlashコンテンツ(全体の4%未満)は表示されません。
正式な発表についてはこちらの記事をご覧ください。
ttp://blogs.msdn.com/b/ie_ja/archive/2013/03/15/flash-in-windows-8.aspx