【速報】Team Explorer Everywhere 2010 SP1 Beta 公開!日本語 UI にも対応を表明!

※2011年1月5日更新(TEE 日本語 Language Packの情報)

タイトル通りでは、ありますが、TFS フェローの Brian Harry のブログにて、Team Exploert Everywhere 2010 SP1 Beta のアナウンスがありました。

Team Explorer Everywhere 2010 SP1 Beta is available for download!

Team Explorer Everywhere(以下、TEE) は、オールインワンでチーム開発でのコラボレーションを強化する Team Foundation Server(以下、 TFS)に Cross-Platform な環境から、Eclipse と、コマンドラインインターフェイスから接続ができるもので、Java 開発や、組み込み、PHP などの開発での高度な ALM を比較的容易に実践できると注目をいただいています。

このあたりは、このブログでも何度かご紹介していますので、以下の過去のエントリーも参考にしていただければ幸いです:

そして、Team Explorer Everywhere 2010 SP1 Beta は、下記よりダウンロードいただけます。

Team Explorer Everywhere 2010 SP1 Beta Download

日本語 Language Pack

さてさて、Brian のブログでは、TEE 2010 SP1 Beta について非常に重要なアナウンスがいくつか含まれています。列挙すると

  • TEE 2010 SP1 Beta は、”go-live” ライセンス
  • TEE 2010 SP1 から Globalization。Fully Locaclizable!
  • TEE Roadmap: 今後も、TEE で Eclipse と Cross-Platform 環境のファーストクラスの ALM 基盤を提供

まず、”go-live” とは、この Beta から本番の開発環境で使っていただくことができるということを示します(TEEの購入については言うまでもなく必要です)。TEE 2010 SP1 が RTM した際には、RTM 版に移行いただく必要が当然ありますが、RTM を待たずに、ご判断いただき、SP1 Beta を使い始めていただくことができる・・・と思っていただければと思います。そして、Visual Studio 開発チームでは、(Dog Food 文化なので当然ですが)すでにこの SP1 Beta を使ってバリバリ開発をしていると。

次が、日本にとって、もっとも大きな話題ですが、今までの TEE 2010 もおおむね、グローバリゼーションに関しては、いい線いっておりました。私も、デモンストレーションで、日本語版の TFS 2010 に接続してご覧にいただいていたように、どこにも問題がなく使えています。今回の SP1 により、正式に、日本語を含め、対応を表明ということとなります。

そして、UI の日本語化もやります!!しかも、年内に SP1 Beta 用のものを提供します!提供は、Eclipse の標準的な方式をとり、Language Pack として提供を予定しています。

そして、今後も、Eclipse とコマンドラインインターフェイスを、Mac OS X、Linux、 Solaris、HP-UX、AIX、Windows のクロスプラットフォーム環境で使えるようにし、多彩な技術でのアプリケーション開発に TFS のファーストクラスな ALM 基盤を提供し続ける計画であることを表明しています。

しかも、現在では、Visual Studio 2010 と TFS 2010 の最強の組み合わせと同様に、より高度な開発者体験が実現できるようにすると!その一端は、TEE 2010 SP1 で実現できていますし、その後は、次期 TFS での実現を計画とのことです。

※詳細は、Brian Harry のブログエントリー(英語)をご確認ください。そちらを正の情報とし、私のこのブログエントリーは参考という解釈としてください。

.NET 開発だけではなく、Java や PHP、組み込み開発などあらゆる開発シーンで、TFS を基盤として、開発チームがより価値の高いソフトウェアを開発し、顧客のビジネス価値へ大きく貢献くださることを願って!

ながさわ(@tomohn