Teams でのポリシーの呼び出し
Microsoft Teams では、通話ポリシーによって、ユーザーが使用できる通話および通話転送機能が制御されます。 通話ポリシーは、ユーザーがプライベート通話を行うか、他のユーザーまたは外部の電話番号への通話転送または同時呼び出しを使用できるか、ボイスメールへの通話をルーティングするか、通話グループへの通話を送信するか、着信と発信の呼び出しに委任を使用するかを決定します。
自動的に作成されるグローバル (組織全体の既定) ポリシーを使用するか、カスタム ポリシーを作成して割り当てることができます。
カスタム呼び出し元ポリシーを作成する
カスタム呼び出し元ポリシーを作成するには、次の手順に従います。
- Microsoft Teams 管理センターの左側のナビゲーションで、[ 音声>通話ポリシー] に移動します。
- [追加] を選択します。
- 通話ポリシーで使用する機能をオンまたはオフにします。
- たとえば、着信通話のボイスメールを制御するには、[ オン] または [ ユーザーがボイスメールへの通話のルーティングを有効に することを決定できるようにする ] を選択します。 ボイスメールへのルーティングを禁止するには、[ オフ] を選択します。
- [保存] を選択します。
通話ポリシーを編集する
既存の通話ポリシーを編集するには、次の手順に従います。
- Microsoft Teams 管理センターの左側のナビゲーションで、[ 音声>通話ポリシー] を選択します。
- 変更するポリシーまたはポリシーを選択し、[編集] を選択 します。
- 必要な変更を行い、[保存] を選択 します。
カスタム呼び出し元ポリシーをユーザーに割り当てる
個別に、または一括割り当て(ポリシーの種類でサポートされている場合)またはユーザーがメンバーになっているグループ(ポリシーの種類でサポートされている場合)を介して、ポリシーをユーザーに直接割り当てることができます。
ユーザーにポリシーを割り当てるさまざまな方法につきましては、「Teams でユーザーにポリシーを割り当てる」を参照してください。
ポリシー PowerShell コマンドレットの呼び出し
呼び出し元ポリシーを作成、変更、取得、割り当て、削除するには、次のコマンドレットを使用します。
- New-CsTeamsCallingPolicy
- Set-CsTeamsCallingPolicy
- Get-CsTeamsCallingPolicy
- Grant-CsTeamsCallingPolicy
- Remove-CsTeamsCallingPolicy
ポリシー設定の呼び出し
ポリシーの呼び出しに構成できる設定を次に示します。
- プライベート呼び出しを行う - この設定では、Teams のすべての呼び出し機能を制御します。 Teams のすべての通話機能をオフにするには、この設定をオフにします。
- 呼び出しのためのクラウド記録
- 転写
- PSTN 呼び出しのルーティング
- フェデレーション呼び出しのルーティング
- organization内のユーザーに転送と同時呼び出しを呼び出す
- 外部電話番号への転送と同時呼び出し
- 着信通話のボイスメール
- 着信呼び出しを呼び出しグループにルーティングできます
- 受信呼び出しと送信呼び出しの委任
- PSTN 経由での有料バイパスと通話の送信を防止する
- 通話の保留音
- 通話中のビジー状態
- Web PSTN 通話 - この設定により、ユーザーは Teams Web クライアントを使用して PSTN 番号を呼び出します。 この設定は既定でオンになっています。
- Teams 通話のリアルタイム キャプション
- スパム フィルター処理
- SIP デバイスは通話に使用できます
- 着信 PSTN 通話用にブラウザーでアプリを開く