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パブリック IP アドレスのルーティング設定を構成する

この記事では、Azure portal、Azure PowerShell、または Azure CLI を使用して、パブリック IP アドレスに対して ISP ネットワーク ([インターネット] オプション) によるルーティングの優先設定を構成する方法について説明します。 パブリック IP アドレスを作成した後は、インターネットでの受信および送信トラフィック用に、次の Azure リソースと関連付けることができます。

  • 仮想マシン
  • 仮想マシン スケール セット
  • Azure Kubernetes Service (AKS)
  • インターネットに接続するロード バランサー
  • Application Gateway
  • Azure Firewall

既定では、パブリック IP アドレスに対するルーティング優先設定は、すべての Azure サービスについて Microsoft グローバル ネットワークに設定され、任意の Azure サービスと関連付けることができます。

前提条件

Azure サブスクリプションをお持ちでない場合は、開始する前に Azure 無料アカウントを作成してください。

ルーティング優先設定を使用してパブリック IP アドレスを作成する

  1. Azure portal にサインインします。

  2. [リソースの作成] を選択します。

  3. 検索ボックスに「パブリック IP アドレス」と入力します。

  4. 検索結果から [パブリック IP アドレス] を選択します。 次に、 [パブリック IP アドレス] ページで、 [作成] を選択します。

  5. [SKU] には [Standard] を選択します。

  6. [ルーティングの優先順位] で、 [インターネット] を選択します。

    パブリック IP アドレスを作成する

  7. [IPV4 IP アドレスの構成] セクションで、次の情報を入力または選択します。

    設定
    サブスクリプション サブスクリプションを選択します。
    Resource group [新規作成] を選択し、「RoutingPreferenceResourceGroup」と入力して、 [OK] を選択します。
    場所 [米国東部] を選択します。
    可用性ゾーン 既定値「Zone-redundant」はそのままにします。
  8. [作成] を選択します

    Note

    パブリック IP アドレスは、IPv4 または IPv6 アドレスを使用して作成されます。 ただし、現在、ルーティング優先設定では IPV4 のみがサポートされています。

上で作成したパブリック IP アドレスを、Windows または Linux の仮想マシンに関連付けることができます。 チュートリアル ページ「仮想マシンへのパブリック IP アドレスの関連付け」の CLI セクションを使用して、パブリック IP アドレスを VM に関連付けます。 上で作成したパブリック IP アドレスを、ロード バランサーのフロントエンド構成に割り当てることで、Azure Load Balancer と関連付けることもできます。 このパブリック IP アドレスは、負荷分散された仮想 IP アドレス (VIP) として機能します。

次のステップ