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DataSourceType 要素 (XMLA)

Restore コマンドまたは Synchronize コマンドに指定された Location 要素がローカルかリモートかを示します。

構文

  
<Location>  
   ...  
   <DataSourceType>...</DataSourceType>  
   ...  
</Location>  

要素の特性

特徴 説明
データ型と長さ String (列挙型)
既定値 リモート
カーディナリティ 0-1 : 省略可能な要素で、出現する場合は 1 回だけの出現が可能です

要素リレーションシップ

リレーションシップ 要素
親要素 場所
子要素 なし

解説

DataSourceType 要素はLocation 要素によって定義されたデータ ソースにローカル データ ソースとリモート データ ソースの 2 つのデータ ソースが含まれているかどうかを決定します。

この要素の値は、次の表の一覧に示す文字列のいずれかに限定されています。

説明
ローカル Location 要素は、ローカル データ ソースを定義します。 この値を使用する場合、Restore コマンドと Synchronize コマンドは、Location 要素で定義されている情報を使用して、データ ソースを更新します。この情報は、Backup コマンドの File 要素で指定されたバックアップ ファイルか、Location 要素の DataSourceID 要素で識別される Synchronize コマンドの Source 要素で指定されたデータベースから取得されます。

この値を使用すれば、リレーショナル OLAP (ROLAP) ストレージを使用するオブジェクトで、復元後または同期後に、データおよびメタデータ用に異なるデータベースを使用できます。

注: ROLAP データ (ディメンション テーブルや書き戻しテーブル内のデータなど) は復元または同期されません。 ROLAP オブジェクトのメタデータだけが復元または同期されます。
リモート Location 要素は、リモート データ ソースを定義します。 この値を使用する場合、Restore コマンドと Synchronize コマンドは Location 要素で定義されている情報を使用して、リモート パーティションを復元または同期します。リモート パーティションは、Backup コマンドの File 要素で指定されたバックアップ ファイルから取得するか、または Synchronize コマンドの Source 要素で指定されたデータベースから、Location 要素の DataSourceID で識別されるリモート インスタンスに取得されます。