Hi M_Matsumori
さらに、Power Automateや他の統合を通じてAzure OpenAIを使用する際は、プライバシーとセキュリティ基準の遵守を確保するためにデータの取り扱いを理解することが重要です。特に顧客情報が関与する場合はなおさらです。マイクロソフトによると、プロンプトとコンプリーションは基礎モデルのトレーニング、再トレーニング、または改善に使用されません。これは、プロンプトに含まれる顧客データがモデルの性能を向上させるために利用されないことを意味します。デフォルトでは、Azure OpenAIサービスは入力データや出力データを永久に保存しません。ただし、明示的に使用することを選択した場合には、入力と出力のペアを保存できる「ストレージコンプリーション」というオプション機能があります。例えば、プロダクションデータからデータセットを構築するために利用することができます。Azureは、モデル自体にデータを保持しませんが、運用監視のために入力および出力データを一時的に記録します。通常、記録されたデータは最大30日間保持され、その後自動的に削除されます。この一時的な保持を考えると、プロンプトに機密情報や個人を特定できる情報を含める際には慎重になることが重要です。これを行うことが組織のデータプライバシーポリシーおよびコンプライアンス要件に合致するかどうかを評価する必要があります。必要に応じて、Microsoftは特定の条件下でデータ記録からのオプトアウトを申請するためのオプションを提供しています。全体として、Azure OpenAIはデータの隔離とモデル訓練のための再利用の非実施に関して強力な保証を提供していますが、顧客データの使用は特定の規制やプライバシー義務を考慮して慎重に検討されるべきです。
これらのリンクをご参照ください https://learn.microsoft.com/ja-jp/legal/cognitive-services/openai/data-privacy?tabs=azure-portal https://learn.microsoft.com/ja-jp/legal/cognitive-services/openai/data-privacy?tabs=azure-portal#what-data-does-the-azure-openai-service-process
これがあなたの役に立つことを願っています。ありがとうございます!