Windows Server 2025 RDSライセンスの適用範囲について

Question

CSP Windows Server 2025 Remote Desktop Services - 1 Device CAL
というライセンスの購入を検討しており、クライアント端末（Windows11Pro）に割り当ててそのクライアント端末から仮想基盤にあるいくつかのVMマシンにアクセスする予定です。
ここでいういくつかのVMマシンのOSはWindowsserver2022、2019、Windows11Pro、Windows11Enterprise、Windows10Enterpriseなのですが、Windows Server 2025 Remote Desktop Services - 1 Device CAL購入だけでライセンス違反にはならないのか確認したいです。

Answer 1

まず、正しいライセンスについてはコミュニティ フォーラムでの情報を鵜呑みにせず、ライセンス リセラーなど専門家に直接相談されることをお勧めします。

その上で、Windows Server CAL はクライアントが組織内の任意の Windows Server にアクセスするためのライセンスなので、1ライセンスで組織内の複数の（すべての）Windows Server にアクセスする権利が与えられます。

以下を参照してください。

クライアント アクセス ライセンス (CAL) と マネジメント ライセンス (ML)

なお Server CAL にはバージョンがあり、アクセスするサーバーのバージョンに応じた CAL が必要です。ただし新しいバージョンの CAL は古いバージョンとの互換性があるので、アクセスする Windows Server の中の最新のバージョンに対応した CAL を用意すれば、古いバージョンのサーバーにもアクセスできます。

次に Windows 10 / 11 などのデスクトップ Windows については、CAL 無しでリモート接続可能です。ただしこれらのデスクトップ Windows はサーバー用途には利用できません。どのような目的で、どのような形態のリモート アクセスをされるのか不明なのでこれ以上詳しい話はできませんが、分からない部分があれば冒頭に書いたようにライセンス リセラーなどに相談してください。