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オフライン Windows 環境での Python のインストール

重要

Azure Data Studio は、2026 年 2 月 28 日に廃止されます。 Visual Studio Codeを使用することをお勧めします。 Visual Studio Code への移行の詳細については、「Azure Data Studio の概要」を参照してください。

このチュートリアルでは、ノートブックを使用してオフライン Windows 環境で Python カーネルをインストールして使用する方法について説明します。

前提条件

Python と依存関係のダウンロード

  1. インターネットにアクセスできるマシンで、最新の Azure Data Studio Python パッケージをダウンロードします。 ファイルをローカル ディレクトリに解凍します (例: C:\azuredatastudio-python)。

    Note

    最新バージョンの Azure Data Studio Python は 3.8.10 です。

  2. ターミナルで、Python ディレクトリに移動します。

    cd C:\azuredatastudio-python
    
  3. requirements.txt という名前のテキスト ファイルを作成し、内容を次のようにします。

    pandas>=0.24.2
    jupyter>=1.0.0
    sparkmagic>=0.12.9
    powershell-kernel>=0.1.3
    
  4. wheelhouse という名前のディレクトリを作成します。

    mkdir wheelhouse
    
  5. 次のコマンドを実行して、必要な依存関係をサブディレクトリにダウンロードします。

    python.exe -m pip download -r requirements.txt -d wheelhouse
    

注記

最新 pip バージョンがインストールされていることを確認してください。 不明な場合は、次のコマンドを実行してアップグレードできます: C:\azuredatastudio-python\python.exe -m pip install --upgrade pip

インターネットにアクセスできないマシンに Python をインストールする

  1. インターネットにアクセスできないマシンで、Python フォルダーをローカル ディレクトリにコピーします (例: C:\azuredatastudio-python)。

  2. ターミナルで、Python フォルダーに移動します。

    cd C:\azuredatastudio-python
    
  3. 次のコマンドを実行して、依存関係をインストールします。

    python.exe -m pip install -r requirements.txt --no-index --find-links wheelhouse
    

Python インストールを Azure Data Studio で使用する

  1. Azure Data Studio を開きます
  2. コマンド パレットで、[ノートブック用 Python の構成] を探します。
  3. [ノートブック用 Python の構成] ウィザードで、[既存の Python インストールを使用する] を選択し、インストールされている Python の場所を参照します (例: C:\azuredatastudio-python)。

ウィザードが完了したら、新しいノートブックを開き、カーネルを [Python] に変更します。