Azure Arc 対応データ サービスをデプロイおよび管理するためのクライアント ツールをインストールする

この記事では、Azure Arc 対応データ サービスを管理するためのツールをインストールするリソースについて紹介します。

重要

新しいリリースに更新する場合は、最新バージョンの Azure Data Studio、Azure Data Studio の Azure Arc 拡張機能、Azure (az) コマンド ライン インターフェイス (CLI)、および Azure (az) CLI 用の (arcdata) 拡張機能に更新します。

今回は、Azure Data Studio の Insider ビルドを使用します。

Azure CLI (az) 用の arcdata 拡張機能は、Azure Arc 対応のデータ サービスの azdata に代わるものです。

Azure Arc 対応データ サービスを作成および管理するためのクライアント ツール

次の表では、Azure Arc 対応データ サービスを作成および管理するために必要な一般的なツールと、これらのツールをインストールする方法を示します。

ツール 必須 説明 インストール
Azure CLI (az)1 はい Azure のサービスを管理するための最新のコマンドライン インターフェイスです。 Azure サービス全般、特に CLI を使用した Azure Arc 対応データ サービス、または間接的に接続されたモード (現在利用可能) と直接接続モード (近日利用可能) の両方のスクリプトで管理するために使用されます。 (詳細情報)。 インストール
Azure (az) CLI 向け arcdata 拡張機能 はい Arc CLI (az) への拡張機能としての Azure Arc 対応データ サービスを管理するためのコマンドライン ツール インストール
Azure Data Studio はい Azure SQL、SQL Server、PostrgreSQL、MySQL などのさまざまなデータベースに接続してクエリを実行するためのリッチなエクスペリエンスを提供するツールです。 Azure Data Studio の拡張機能は、Azure Arc 対応データ サービスの管理エクスペリエンスを提供します。 インストール
Azure Data Studio 用の Azure Arc 拡張機能 はい Azure Data Studio の拡張機能は、Azure Arc 対応データ サービスの管理エクスペリエンスを提供します。 Azure Data Studio の拡張機能ギャラリーからインストールします。
Azure Data Studio の PostgreSQL 拡張機能 いいえ PostgreSQL の管理機能を提供する Azure Data Studio 用の PostgreSQL 拡張機能です。 Azure Data Studio の拡張機能ギャラリーからインストールします。
Kubernetes CLI (kubectl)2 はい Kubernetes クラスターを管理するためのコマンドライン ツールです (詳細情報)。 Windows | Linux | macOS
curl3 一部のサンプル スクリプトで必要です。 URL でデータを転送するためのコマンドライン ツールです。 Windows | Linux: curl パッケージのインストール
oc Red Hat OpenShift と Azure Redhat OpenShift の展開に必要です。 oc は、Open Shift コマンド ライン インターフェイス (CLI) です。 CLI のインストール

1 Azure CLI バージョン 2.26.0 以降を使う必要があります。 バージョンを確認する必要がある場合は、az --version を実行します。

2 バージョン 1.19 以降をkubectl使う必要があります。 また、kubectl のバージョンは、Kubernetes クラスターより 1 つ上または下のマイナー バージョンにする必要があります。 kubectl クライアント上で特定のバージョンをインストールする場合は、curl を使用した kubectl バイナリのインストールに関するページを参照してください (Windows 10 では、Windows PowerShell ではなく cmd.exe を使って、curl を実行してください)。

3 PowerShell の場合、curl は Invoke-WebRequest コマンドレットのエイリアスです。

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