スナップ グリッドを使用すると、共有のエッジとノード、および直線を持つ図形を簡単に描画できます。 グリッドへの図形のスナップは、マップ上に作成アウトラインやネットワーク パスを描画するときに便利です。
スナップ グリッドの解像度はピクセル単位です。 グリッドは正方形で、最も近い整数のズーム レベルを基準としています。 グリッドは、各ズーム レベルで、実際の物理的な領域に対して 2 倍の比率で拡大されます。
スナップ グリッドを使用する
atlas.drawing.SnapGridManager
クラスを使用してスナップ グリッドを作成し、マネージャーを接続するマップへの参照を渡します。 グリッドを表示する場合は、showGrid
オプションを true
に設定します。 図形をグリッドにスナップするには、その図形をスナップ グリッド マネージャーの snapShape
関数に渡します。 位置の配列をスナップする場合は、それを snapPositions
関数に渡します。
「スナップ グリッドを使用する」のサンプルでは、HTML マーカーをドラッグするとグリッドにスナップされます。 描画ツールは、drawingcomplete
イベントが発生したときに描画される図形をグリッドにスナップするために使用されます。 このサンプルのソース コードについては、スナップ グリッドの使用のソース コードを参照してください。
スナップ グリッドのオプション
スナップ グリッド オプションのサンプルでは、スナップ グリッド マネージャーで使用できるさまざまなカスタマイズ オプションが示されています。 グリッド線のスタイルは、スナップ グリッド マネージャーの getGridLayer
関数を使用して基になる線レイヤーを取得することによってカスタマイズできます。 このサンプルのソース コードについては、スナップ グリッドのオプションのソース コードを参照してください。
次のステップ
描画ツール モジュールのその他の機能の使用方法を確認します。