ボリューム クォータについて

この記事では、Azure NetApp Files のボリューム クォータに関する概要について説明します。 また、ボリュームまたは容量プールの容量の監視と管理に役立つ詳細情報のリファレンスも提供します。

ボリューム クォータの動作

  • Azure NetApp Files ボリュームのストレージ容量は、ボリュームのセット サイズ (クォータ) に制限されます。

  • ボリューム消費量が最大になると、ボリュームも基になる容量プールも自動的には増加しません。 代わりに、ボリュームは "領域不足" という状態を受け取ります。 ただし、必要に応じて容量プールまたはボリュームのサイズを変更することができます。 基になる容量プールとボリュームの容量を積極的に監視する必要があります。

  • 容量プールの種類によっては、Azure NetApp Files ボリュームのサイズ (クォータ) が、帯域幅のパフォーマンスとプロビジョニングされた容量に影響を与えます。 詳細については、自動 QoS プールの種類に関するページを参照してください。

  • ボリューム スナップショットによって消費された容量は、ボリューム内のプロビジョニングされたスペースから減算されます。

  • ボリューム クォータは、レプリケーションの宛先ボリュームには適用されません。

  • 容量消費の計算と容量消費の超過については、「Azure NetApp Files のコスト モデル」を参照してください。

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