導入を開始する前に、クラウドで構築または移行する予定のワークロードをホストするランディング ゾーンを作成します。 フレームワークのこのセクションでは、環境の準備とランディング ゾーンの作成について説明します。
ランディング ゾーンの概念
ランディング ゾーンは、Azure リソースをホストするための環境です。 Azure ランディング ゾーンは、Azure 環境を構築するための出発点として推奨されます。 プラットフォーム リソースとアプリケーション リソースに対して定義済みのセットアップが提供されます。 Azure ランディング ゾーンが要件を満たしていない場合は、推奨事項に従ってカスタム環境を作成します。
ランディング ゾーンには、次の 2 種類があります。
プラットフォーム ランディング ゾーン: アプリケーション ランディング ゾーン内のアプリケーションに共有サービス (ID、接続、管理) を提供するサブスクリプション。
アプリケーション ランディング ゾーン: アプリケーションまたはワークロードをホストするためのサブスクリプション。
ランディング ゾーンを設計およびデプロイするには、次の 2 つの手順があります。
参照アーキテクチャ: 1 つ以上の Azure サブスクリプションへのリソースのデプロイを示す特定の設計。
参照実装: 参照アーキテクチャを現実に変換する Azure でのデプロイ。 実装を簡略化するために、プラットフォームとアプリケーションのランディング ゾーンに対して 事前構築済みのデプロイ オプション がいくつか存在します。 これらのデプロイ オプションでは、ARM テンプレート、Bicep、Terraform などのコードとしてのインフラストラクチャ (IaC) テクノロジが使用されます。 この IaC は、特定の参照アーキテクチャのニーズに合わせて調整できます。
ランディング ゾーンの道のり
準備ガイドを進める際は、ランディング ゾーンの作成を準備する継続的な体験として進行状況を検討してください。 体験は、4 つの主要なフェーズと関連するプロセスで構成されます。
環境を構築する
Azure プラットフォーム ランディング ゾーン コンポーネントをデプロイする
サブスクリプションランディングゾーンの自動販売機プロセス
ワークロード ランディング ゾーン コンポーネントをデプロイする
準備完了ガイドを進めていくと、フェーズとプロセスについて詳しく説明します。