非アクティブな Azure Data Explorer クラスターの自動停止
一定の期間 "非アクティブ" になっている Azure Data Explorer クラスターは自動的に停止されます。 非アクティブは、過去 5 日間にデータのインジェストもクエリも実行されていないクラスターとして定義されます。 間隔は 5 日で固定され、変更できません。
クラスターの動作は自動的に再開されません。 クラスターを再起動するには、手動で実行します。
注意
下に示すクラスターの種類は自動的には停止されません。
- リーダー クラスター。 詳細については、フォロワー データベースに関するページを参照してください。
- 仮想ネットワークにデプロイされたサービス
- 無料のクラスター
- 自動停止の設定がオフになっているクラスター
- Azure Synapse Data Explorer プール
クラスターの自動停止動作を管理する
Azure Data Explorer クラスターは、既定では、enableAutoStop = true
のクラスター プロパティを使用して作成されます。 このプロパティは、クラスターの作成時または作成後に設定または変更できます。
次のいずれかのメソッドを使用するか、Azure portalを使用して、このプロパティを設定します。
詳細については、Azure Data Explorer クラスターの要求本文に関するページを参照してください。
Azure portal
新しいクラスターの作成時に自動停止設定を設定する
- Azure Data Explorer クラスターとデータベースの作成に関するページの手順に従います。
- [構成] タブで、[Auto-Stop cluster](クラスターの自動停止)>[オン] を選択します。
既存のクラスターの設定を変更する
クラスターの作成後にクラスターの自動停止を有効または無効にするには、次のようにします。
- Azure Portal にサインインします。
- 対象の Azure Data Explorer クラスターに移動します。
- [設定] で [構成] を選択します。
- [構成] ペインで、[オン]/[オフ] を選択して [Auto-Stop cluster](クラスターの自動停止) を有効/無効にします。
- [保存] を選択します。
アクティビティ ログを使用して自動停止を確認する
クラスターが自動的に停止されると、アクティビティ ログが送信されます。 クラスターがいつ、どのように停止されたかを確認するには、次の手順を使用します。
- Azure Portal にサインインします。
- Azure Data Explorer クラスターに移動します。
- 左側のペインで、[アクティビティ ログ] を選択します。
- 期間を選択します。
- [Operation name](操作名) で、[Stop Clusters](クラスターの停止) を探します。
例
REST の例
次の操作を使用してクラスターを更新します。
PATCH https://management.azure.com/subscriptions/12345678-1234-1234-1234-123456789098/resourceGroups/kustorgtest/providers/Microsoft.Kusto/clusters/kustoclustertest?api-version=2021-08-27
自動停止を無効にする要求本文
{
"properties": {
"enableAutoStop": false
}
}
自動停止を有効にする要求本文
{
"properties": {
"enableAutoStop": true
}
}