SSISDB ログを自動的にクリーンアップする方法
適用対象: Azure Data Factory Azure Synapse Analytics
ヒント
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Azure Data Factory (ADF) または Synapse Pipelines 内で Azure-SQL Server Integration Services (SSIS) 統合ランタイム (IR) をプロビジョニングしたら、それを使用して、次の場所にデプロイされた SSIS パッケージを実行できます。
- Azure SQL Database サーバー/Managed Instance をホストとする SSIS カタログ (SSISDB) (プロジェクト デプロイ モデル)
- Azure SQL Managed Instance をホストとするファイル システム、Azure Files、SQL Server データベース (MSDB) (パッケージ デプロイ モデル)
プロジェクト デプロイ モデル内で、お使いの Azure-SSIS IR によって SSIS プロジェクトが SSISDB にデプロイされ、SSIS パッケージがフェッチされて SSISDB から実行されます。また、パッケージ実行ログが SSISDB に書き戻されます。 SSISDB は、SSIS ジョブと IR 操作のログの格納にも使用されます。 蓄積されたログを管理するために、関連する SSISDB プロパティとストアド プロシージャが提供され、ADF、Azure SQL Managed Instance エージェント、Elastic Database ジョブを使用して、スケジュールに基づいて自動的に呼び出すことができます。
SSISDB ログのクリーンアップ プロパティとストアド プロシージャ
SSIS パッケージ実行ログを管理するために、SQL Server Management Studio (SSMS) を使用して Azure SQL Database サーバー/Managed Instance をホストとする SSISDB に接続し、SSISDB のログのクリーンアップ プロパティを構成できます。SSISDB への接続に関するページをご覧ください。 接続されたら、SSMS のオブジェクト エクスプローラー ウィンドウ上で、Integration Services カタログ ノードを展開して [SSISDB] サブノードを右クリックし、 [プロパティ] メニュー項目を選択すると、 [カタログのプロパティ] ダイアログ ボックスが開きます。 [カタログのプロパティ] ダイアログ ボックスには、次の SSISDB ログのクリーンアップ プロパティがあります。
- 定期的にログを消去: パッケージ実行ログのクリーンアップを有効にします。既定では True に設定されています。
- 保持期間 (日数) : 保持ログの最大期間 (日数) を指定します。既定では 365 に設定され、関連する SSISDB ストアド プロシージャが呼び出されると、古いログが削除されます。
- 古いバージョンを定期的に削除: 格納されているプロジェクト バージョンのクリーンアップを有効にします。既定では True に設定されています。
- プロジェクトあたりのバージョンの最大数: 格納されているプロジェクト バージョンの最大数を指定します。既定では 10 に設定され、関連する SSISDB ストアド プロシージャが呼び出されると、古いバージョンが削除されます。
SSISDB ログのクリーンアップ プロパティが構成されたら、関連する SSISDB ストアド プロシージャ [internal].[cleanup_server_retention_window_exclusive]
を呼び出して、SSIS パッケージ実行ログをクリーンアップできます。
SSIS ジョブ ログをクリーンアップするには、関連する SSISDB ストアド プロシージャ [internal].[cleanup_completed_jobs_exclusive]
を呼び出します。 保持期間は既定では 60 分に設定され、ストアド プロシージャが呼び出されると、古いログが削除されます。
SSIS IR 操作ログをクリーンアップするには、関連する SSISDB ストアド プロシージャ [internal].[cleanup_expired_worker]
を呼び出します。 保持期間は既定では 168 時間に設定され、ストアド プロシージャが呼び出されると、古いログが削除されます。
これらの SSISDB ストアド プロシージャによって、さまざまな SSISDB テーブルがクリーンアップされます。
SSISDB ストアド プロシージャ | クリーンアップする SSISDB テーブル |
---|---|
[internal].[cleanup_server_retention_window_exclusive] |
[internal].[event_message_context_scaleout] [internal].[event_messages_scaleout] [internal].[executable_statistics] [internal].[execution_component_phases] [internal].[execution_data_statistics] [internal].[execution_data_taps] [internal].[execution_parameter_values] [internal].[execution_parameter_values_noncatalog] [internal].[execution_property_override_values] [internal].[execution_property_override_values_noncatalog] [internal].[executions] [internal].[executions_noncatalog] [internal].[extended_operation_info] [internal].[operation_messages] [internal].[operation_messages_scaleout] [internal].[operation_permissions] [internal].[operations] [internal].[validations] |
[internal].[cleanup_completed_jobs_exclusive] |
[internal].[job_worker_agents] [internal].[jobs] [internal].[tasks] |
[internal].[cleanup_expired_worker] |
[internal].[worker_agents] |
これらの SSISDB ストアド プロシージャは、ADF、Azure SQL Managed Instance エージェント、Elastic Database ジョブを使用して、スケジュールに基づいて自動的に呼び出すこともできます。
ADF または Synapse Pipelines 経由で SSISDB ログを自動的にクリーンアップする
SSISDB のホストに Azure SQL データベース サーバー/Managed Instance を使用するかどうかに関係なく、常に ADF を使用して、スケジュールに基づいて SSISDB ログを自動的にクリーンアップできます。 これを行うには、関連する SSISDB ストアド プロシージャを呼び出す単一の SQL 実行タスクを含む埋め込みパッケージを使用して、ADF パイプライン内で SSIS パッケージの実行アクティビティを準備できます。 ブログ「Azure Data Factory の SSIS を使用して、3 つの簡単な手順で任意の場所で任意の SQL を実行する」の例 4) を参照してください。
SQLStatementSource パラメーターについては、EXEC internal.cleanup_server_retention_window_exclusive
を入力して、SSIS パッケージの実行ログをクリーンアップできます。
SSIS ジョブのログをクリーンアップするには、EXEC internal.cleanup_completed_jobs_exclusive [@minutesToKeep=’Number of minutes to set as retention period’]
を追加します。
SSIS IR 操作のログをクリーンアップするには、EXEC internal.cleanup_expired_worker [@hoursToKeep=’Number of hours to set as retention period’]
を追加します。
ADF パイプラインの準備ができたら、スケジュール トリガーをアタッチして定期的に実行できます。スケジュールに基づいて ADF パイプラインをトリガーする方法に関するページをご覧ください。
Azure SQL Managed Instance エージェントを使用して SSISDB ログを自動的にクリーンアップする
Azure SQL Managed Instance を使用して SSISDB をホストする場合は、その組み込みのジョブ オーケストレーター/スケジューラである Azure SQL Managed Instance エージェントを使用して、スケジュールに基づいて SSISDB ログを自動的にクリーンアップすることもできます。 お使いの Azure SQL Managed Instance 内に SSISDB が最近作成された場合は、特に SSIS パッケージの実行ログをクリーンアップするために、Azure SQL Managed Instance エージェントの下に SSIS サーバー メンテナンス ジョブと呼ばれる T-SQL ジョブも作成されています。 これは既定では無効になっており、毎日実行されるようにスケジュールで構成されます。 これを有効にし、スケジュールを再構成する場合は、SSMS を使用して、Azure SQL Managed Instance に接続します。 接続されたら、SSMS のオブジェクト エクスプローラー ウィンドウで、SQL Server エージェント ノードを展開し、Jobs サブノードを展開してから、SSIS サーバー メンテナンス ジョブをダブルクリックして、有効化/再構成します。
お使いの Azure SQL Managed Instance エージェントに SSIS サーバー メンテナンス ジョブがまだ作成されていない場合、そのジョブを手動で追加するには、お使いの Azure SQL Managed Instance 上で次の T-SQL スクリプトを実行します。
USE msdb
IF EXISTS(SELECT * FROM sys.server_principals where name = '##MS_SSISServerCleanupJobLogin##')
DROP LOGIN ##MS_SSISServerCleanupJobLogin##
DECLARE @loginPassword nvarchar(256)
SELECT @loginPassword = REPLACE (CONVERT( nvarchar(256), CRYPT_GEN_RANDOM( 64 )), N'''', N'''''')
EXEC ('CREATE LOGIN ##MS_SSISServerCleanupJobLogin## WITH PASSWORD =''' +@loginPassword + ''', CHECK_POLICY = OFF')
ALTER LOGIN ##MS_SSISServerCleanupJobLogin## DISABLE
USE master
GRANT VIEW SERVER STATE TO ##MS_SSISServerCleanupJobLogin##
USE SSISDB
IF EXISTS (SELECT name FROM sys.database_principals WHERE name = '##MS_SSISServerCleanupJobUser##')
DROP USER ##MS_SSISServerCleanupJobUser##
CREATE USER ##MS_SSISServerCleanupJobUser## FOR LOGIN ##MS_SSISServerCleanupJobLogin##
GRANT EXECUTE ON [internal].[cleanup_server_retention_window_exclusive] TO ##MS_SSISServerCleanupJobUser##
GRANT EXECUTE ON [internal].[cleanup_server_project_version] TO ##MS_SSISServerCleanupJobUser##
USE msdb
EXEC dbo.sp_add_job
@job_name = N'SSIS Server Maintenance Job',
@enabled = 0,
@owner_login_name = '##MS_SSISServerCleanupJobLogin##',
@description = N'Runs every day. The job removes operation records from the database that are outside the retention period and maintains a maximum number of versions per project.'
DECLARE @IS_server_name NVARCHAR(30)
SELECT @IS_server_name = CONVERT(NVARCHAR, SERVERPROPERTY('ServerName'))
EXEC sp_add_jobserver @job_name = N'SSIS Server Maintenance Job',
@server_name = @IS_server_name
EXEC sp_add_jobstep
@job_name = N'SSIS Server Maintenance Job',
@step_name = N'SSIS Server Operation Records Maintenance',
@subsystem = N'TSQL',
@command = N'
DECLARE @role int
SET @role = (SELECT [role] FROM [sys].[dm_hadr_availability_replica_states] hars INNER JOIN [sys].[availability_databases_cluster] adc ON hars.[group_id] = adc.[group_id] WHERE hars.[is_local] = 1 AND adc.[database_name] =''SSISDB'')
IF DB_ID(''SSISDB'') IS NOT NULL AND (@role IS NULL OR @role = 1)
EXEC [SSISDB].[internal].[cleanup_server_retention_window_exclusive]',
@database_name = N'msdb',
@on_success_action = 3,
@retry_attempts = 3,
@retry_interval = 3;
EXEC sp_add_jobstep
@job_name = N'SSIS Server Maintenance Job',
@step_name = N'SSIS Server Max Version Per Project Maintenance',
@subsystem = N'TSQL',
@command = N'
DECLARE @role int
SET @role = (SELECT [role] FROM [sys].[dm_hadr_availability_replica_states] hars INNER JOIN [sys].[availability_databases_cluster] adc ON hars.[group_id] = adc.[group_id] WHERE hars.[is_local] = 1 AND adc.[database_name] =''SSISDB'')
IF DB_ID(''SSISDB'') IS NOT NULL AND (@role IS NULL OR @role = 1)
EXEC [SSISDB].[internal].[cleanup_server_project_version]',
@database_name = N'msdb',
@retry_attempts = 3,
@retry_interval = 3;
EXEC sp_add_jobschedule
@job_name = N'SSIS Server Maintenance Job',
@name = 'SSISDB Scheduler',
@enabled = 1,
@freq_type = 4, /*daily*/
@freq_interval = 1,/*every day*/
@freq_subday_type = 0x1,
@active_start_date = 20001231,
@active_end_date = 99991231,
@active_start_time = 0,
@active_end_time = 120000
関連する SSISDB ストアド プロシージャを呼び出して SSIS ジョブ/IR 操作ログを追加でクリーンアップするように、既存の SSIS サーバー\メンテナンス ジョブを構成したり、上記の T-SQL スクリプトを変更したりすることもできます。
Elastic Database ジョブを使用して SSISDB のログを自動的にクリーンアップする
Azure SQL Database サーバーを使用して SSISDB をホストする場合は、組み込みのジョブ オーケストレーター/スケジューラが存在しないので、ADF (上記を参照) や Elastic Database ジョブ (このセクションの残りの部分を参照) などの外部コンポーネントを使用して、スケジュールに基づいて SSISDB ログを自動的にクリーンアップする必要があります。
Elastic Database ジョブは、単一のデータベースまたは一連のデータベースに対するジョブを自動化して実行できる Azure サービスです。 これらのジョブは、Azure portal、Azure PowerShell、T-SQL、REST API のいずれかを使用してスケジュール、実行、監視できます。 Elastic Database ジョブを使用して、ログのクリーンアップのために、関連する SSISDB ストアド プロシージャを 1 回、またはスケジュールに基づいて呼び出します。 データベースに高い負荷がかかるのを避けるために、スケジュールの間隔は SSISDB のリソース使用量に基づいて選ぶことができます。
詳細については、「Elastic Database ジョブを使ってデータベースのグループを管理する」を参照してください。
以降のセクションでは、特定の保持期間外の SSISDB ログを削除する、関連するストアド プロシージャ [internal].[cleanup_server_retention_window_exclusive]
/[internal].[cleanup_completed_jobs_exclusive]
/[internal].[cleanup_expired_worker]
を呼び出す方法について説明します。
Azure PowerShell を使用して Elastic Database ジョブを構成する
重要
PowerShell からこの Azure 機能を使用するには、AzureRM
モジュールをインストールする必要があります。 これはもう新しい機能が追加されることのない古いモジュールであり、Windows PowerShell 5.1 でのみ使用可能です。
同じバージョンの PowerShell でインストールした場合、Az
と AzureRM
のモジュールは同時に使用 "できません"。
両方のバージョンが必要な場合:
- PowerShell 5.1 セッションで Az モジュールをアンインストールします。
- PowerShell 5.1 セッションで AzureRM モジュールをインストールします。
- PowerShell Core 6.x 以降をダウンロードしてインストールします。
- PowerShell Core セッションで Az モジュールをインストールします。
次の Azure PowerShell スクリプトにより、選択した SSISDB ログのクリーンアップ ストアド プロシージャを呼び出す新しいエラスティック ジョブが作成されます。 詳細については、「PowerShell を使用したエラスティック ジョブ エージェントの作成」を参照してください。
パラメーターを作成する
# Parameters needed to create your job database
param(
$ResourceGroupName = $(Read-Host "Please enter an existing resource group name"),
$AgentServerName = $(Read-Host "Please enter the name of an existing Azure SQL Database server, for example myjobserver, to hold your job database"),
$SSISDBLogCleanupJobDB = $(Read-Host "Please enter a name for your job database to be created in the given Azure SQL Database server"),
$StoredProcName = $(Read-Host "Please enter the name of SSISDB log clean-up stored procedure to be invoked by your job (internal.cleanup_server_retention_window_exclusive/internal.cleanup_completed_jobs_exclusive/internal.cleanup_expired_worker)"),
# Your job database should be a clean, empty S0 or higher service tier. We set S0 as default.
$PricingTier = "S0",
# Parameters needed to create your Elastic Job agent
$SSISDBLogCleanupAgentName = $(Read-Host "Please enter a name for your Elastic Job agent"),
# Parameters needed to create credentials in your job database for connecting to SSISDB
$PasswordForSSISDBCleanupUser = $(Read-Host "Please provide a new password for the log clean-up job user to connect to SSISDB"),
# Parameters needed to create the login and user for SSISDB
$SSISDBServerEndpoint = $(Read-Host "Please enter the name of target Azure SQL Database server that contains SSISDB, for example myssisdbserver") + '.database.windows.net',
$SSISDBServerAdminUserName = $(Read-Host "Please enter the target server admin username for SQL authentication"),
$SSISDBServerAdminPassword = $(Read-Host "Please enter the target server admin password for SQL authentication"),
$SSISDBName = "SSISDB",
# Parameters needed to set the job schedule for invoking SSISDB log clean-up stored procedure
$RunJobOrNot = $(Read-Host "Please indicate whether you want to run your job that cleans up SSISDB logs outside their retention period immediately (Y/N). Make sure the specific retention period is set properly before running the following scripts as deleted logs cannot be recovered."),
$IntervalType = $(Read-Host "Please enter the interval type for SSISDB log clean-up schedule: Year, Month, Day, Hour, Minute, Second are supported."),
$IntervalCount = $(Read-Host "Please enter the count of interval type for SSISDB log clean-up schedule."),
# The start time for SSISDB log clean-up schedule is set to current time by default.
$StartTime = (Get-Date)
SSISDB ログのクリーンアップ ストアド プロシージャを呼び出す
# Install the latest PowerShell PackageManagement module that PowerShellGet v1.6.5 depends on
Find-Package PackageManagement -RequiredVersion 1.1.7.2 | Install-Package -Force
# You may need to restart your PowerShell session
# Install the latest PowerShellGet module that adds the -AllowPrerelease flag to Install-Module
Find-Package PowerShellGet -RequiredVersion 1.6.5 | Install-Package -Force
# Install AzureRM.Sql preview cmdlets side by side with the existing AzureRM.Sql version
Install-Module -Name AzureRM.Sql -AllowPrerelease -Force
# Sign in to your Azure account
Connect-AzureRmAccount
# Create your job database for defining SSISDB log clean-up job and tracking the job history
Write-Output "Creating a blank SQL database to be used as your job database ..."
$JobDatabase = New-AzureRmSqlDatabase -ResourceGroupName $ResourceGroupName -ServerName $AgentServerName -DatabaseName $SSISDBLogCleanupJobDB -RequestedServiceObjectiveName $PricingTier
$JobDatabase
# Enable Elastic Database Jobs preview in your Azure subscription
Register-AzureRmProviderFeature -FeatureName sqldb-JobAccounts -ProviderNamespace Microsoft.Sql
# Create your Elastic Job agent
Write-Output "Creating your Elastic Job agent..."
$JobAgent = $JobDatabase | New-AzureRmSqlElasticJobAgent -Name $SSISDBLogCleanupAgentName
$JobAgent
# Create job credentials in your job database for connecting to SSISDB in target server
Write-Output "Creating job credentials for connecting to SSISDB..."
$JobCredSecure = ConvertTo-SecureString -String $PasswordForSSISDBCleanupUser -AsPlainText -Force
$JobCred = New-Object -TypeName "System.Management.Automation.PSCredential" -ArgumentList "SSISDBLogCleanupUser", $JobCredSecure
$JobCred = $JobAgent | New-AzureRmSqlElasticJobCredential -Name "SSISDBLogCleanupUser" -Credential $JobCred
# Create the job user login in master database of target server
Write-Output "Grant permissions on the master database of target server..."
$Params = @{
'Database' = 'master'
'ServerInstance' = $SSISDBServerEndpoint
'Username' = $SSISDBServerAdminUserName
'Password' = $SSISDBServerAdminPassword
'OutputSqlErrors' = $true
'Query' = "CREATE LOGIN SSISDBLogCleanupUser WITH PASSWORD = '" + $PasswordForSSISDBCleanupUser + "'"
}
Invoke-SqlCmd @Params
# Create SSISDB log clean-up user from login in SSISDB and grant it permissions to invoke SSISDB log clean-up stored procedure
Write-Output "Grant appropriate permissions on SSISDB..."
$TargetDatabase = $SSISDBName
$CreateJobUser = "CREATE USER SSISDBLogCleanupUser FROM LOGIN SSISDBLogCleanupUser"
$GrantStoredProcedureExecution = "GRANT EXECUTE ON " + $StoredProcName + " TO SSISDBLogCleanupUser"
$TargetDatabase | ForEach-Object -Process {
$Params.Database = $_
$Params.Query = $CreateJobUser
Invoke-SqlCmd @Params
$Params.Query = $GrantStoredProcedureExecution
Invoke-SqlCmd @Params
}
# Create your target group that includes only SSISDB to clean up
Write-Output "Creating your target group that includes only SSISDB to clean up..."
$SSISDBTargetGroup = $JobAgent | New-AzureRmSqlElasticJobTargetGroup -Name "SSISDBTargetGroup"
$SSISDBTargetGroup | Add-AzureRmSqlElasticJobTarget -ServerName $SSISDBServerEndpoint -Database $SSISDBName
# Create your job to invoke SSISDB log clean-up stored procedure
Write-Output "Creating your job to invoke SSISDB log clean-up stored procedure..."
$JobName = "CleanupSSISDBLog"
$Job = $JobAgent | New-AzureRmSqlElasticJob -Name $JobName -RunOnce
$Job
# Add your job step to invoke SSISDB log clean-up stored procedure
Write-Output "Adding your job step to invoke SSISDB log clean-up stored procedure..."
$SqlText = "EXEC " + $StoredProcName
$Job | Add-AzureRmSqlElasticJobStep -Name "Step to invoke SSISDB log clean-up stored procedure" -TargetGroupName $SSISDBTargetGroup.TargetGroupName -CredentialName $JobCred.CredentialName -CommandText $SqlText
# Run your job to immediately invoke SSISDB log clean-up stored procedure once
if ($RunJobOrNot -eq 'Y')
{
Write-Output "Invoking SSISDB log clean-up stored procedure immediately..."
$JobExecution = $Job | Start-AzureRmSqlElasticJob
$JobExecution
}
# Schedule your job to invoke SSISDB log clean-up stored procedure periodically, deleting SSISDB logs outside their retention period
Write-Output "Starting your schedule to invoke SSISDB log clean-up stored procedure periodically..."
$Job | Set-AzureRmSqlElasticJob -IntervalType $IntervalType -IntervalCount $IntervalCount -StartTime $StartTime -Enable
T-SQL を使用して Elastic Database ジョブを構成する
次の T-SQL スクリプトにより、選択した SSISDB ログのクリーンアップ ストアド プロシージャを呼び出す新しいエラスティック ジョブが作成されます。 詳細については、T-SQL を使用した Elastic Database ジョブの作成および管理に関するページをご覧ください。
Azure SQL Database の空の S0 以上のサービス レベルを特定するか、ご自身のジョブ データベースに対して新しいサービス レベルを作成します。 次に、Azure portal 内で、エラスティック ジョブ エージェントを作成します。
ご自身のジョブ データベース内で、お使いのターゲット サーバー内の SSISDB に接続するための資格情報を作成します。
-- Connect to the job database specified when creating your job agent. -- Create a database master key if one doesn't already exist, using your own password. CREATE MASTER KEY ENCRYPTION BY PASSWORD= '<EnterStrongPasswordHere>'; -- Create credentials for SSISDB log clean-up. CREATE DATABASE SCOPED CREDENTIAL SSISDBLogCleanupCred WITH IDENTITY = 'SSISDBLogCleanupUser', SECRET = '<EnterStrongPasswordHere>';
クリーンアップする SSISDB のみを含むターゲット グループを定義します。
-- Connect to your job database. -- Add your target group. EXEC jobs.sp_add_target_group 'SSISDBTargetGroup' -- Add SSISDB to your target group EXEC jobs.sp_add_target_group_member 'SSISDBTargetGroup', @target_type = 'SqlDatabase', @server_name = '<EnterSSISDBTargetServerName>', @database_name = 'SSISDB' -- View your recently created target group and its members. SELECT * FROM jobs.target_groups WHERE target_group_name = 'SSISDBTargetGroup'; SELECT * FROM jobs.target_group_members WHERE target_group_name = 'SSISDBTargetGroup';
SSISDB 内のログインから SSISDB ログのクリーンアップ ユーザーを作成し、SSISDB ログのクリーンアップ ストアド プロシージャを呼び出すアクセス許可を付与します。 詳しいガイダンスについては、ログインの管理に関するページを参照してください。
-- Connect to the master database of target server that hosts SSISDB CREATE LOGIN SSISDBLogCleanupUser WITH PASSWORD = '<strong_password>'; -- Connect to SSISDB CREATE USER SSISDBLogCleanupUser FROM LOGIN SSISDBLogCleanupUser; GRANT EXECUTE ON '<internal.cleanup_server_retention_window_exclusive/internal.cleanup_completed_jobs_exclusive/internal.cleanup_expired_worker>' TO SSISDBLogCleanupUser
ジョブを作成し、SSISDB ログのクリーンアップ ストアド プロシージャを呼び出すジョブ ステップを追加します。
-- Connect to your job database. -- Add your job to invoke the relevant SSISDB log clean-up stored procedure. EXEC jobs.sp_add_job @job_name='CleanupSSISDBLog', @description='Remove SSISDB logs outside their specific retention period' -- Add your job step to invoke the relevant SSISDB log clean-up stored procedure EXEC jobs.sp_add_jobstep @job_name='CleanupSSISDBLog', @command=N'<EXEC internal.cleanup_server_retention_window_exclusive/EXEC internal.cleanup_completed_jobs_exclusive/EXEC internal.cleanup_expired_worker>', @credential_name='SSISDBLogCleanupCred', @target_group_name='SSISDBTargetGroup'
続行する前に、特定の保持期間を適切に設定してください。 この期間外の SSISDB ログは削除され、復旧できません。 その後、ご自身のジョブをすぐに実行して、SSISDB ログのクリーンアップを開始できます。
-- Connect to your job database. -- Run your job immediately to invoke SSISDB log clean-up stored procedure. declare @je uniqueidentifier exec jobs.sp_start_job 'CleanupSSISDBLog', @job_execution_id = @je output -- Watch SSISDB log clean-up results select @je select * from jobs.job_executions where job_execution_id = @je
必要に応じて、スケジュールに基づいて、保持期間外の SSISDB ログを削除できます。 次のように、ご自身のジョブ パラメーターを構成します。
-- Connect to your job database. EXEC jobs.sp_update_job @job_name='CleanupSSISDBLog', @enabled=1, @schedule_interval_type='<EnterIntervalType(Month,Day,Hour,Minute,Second)>', @schedule_interval_count='<EnterDetailedIntervalValue>', @schedule_start_time='<EnterProperStartTimeForSchedule>', @schedule_end_time='<EnterProperEndTimeForSchedule>'
Azure portal を使用して SSISDB ログのクリーンアップ ジョブを監視する
Azure portal 内で SSISDB ログのクリーンアップ ジョブを監視できます。 実行ごとに、その状態、開始時刻、終了時刻を確認することができます。
T-SQL を使用して SSISDB ログのクリーンアップ ジョブを監視する
T-SQL を使用して、SSISDB ログのクリーンアップ ジョブの実行履歴を表示することもできます。
-- Connect to your job database.
-- View all SSISDB log clean-up job executions.
SELECT * FROM jobs.job_executions WHERE job_name = 'CleanupSSISDBLog'
ORDER BY start_time DESC
-- View all active executions.
SELECT * FROM jobs.job_executions WHERE is_active = 1
ORDER BY start_time DESC
関連するコンテンツ
ご自身の Azure-SSIS IR を管理および監視するには、次の記事を参照してください。