クイック スタート: Microsoft Dev Box 開発者ポータルを使用して開発者ボックスを作成して接続する

このクイックスタートでは、開発者ポータルを介して開発ボックスを作成することにより、Microsoft Dev Box の使用を開始します。 開発ボックスを作成したら、ブラウザーまたはリモート デスクトップ アプリを介してリモート デスクトップ セッションでそれに接続できます。

開発ボックス ユーザーとなえれば、複数の開発ボックスを作成および管理できます。 作業しているタスクごとに開発ボックスを作成します。1 つのプロジェクト内に複数の開発ボックスを作成することで、ワークフローを効率化できます。 たとえば、前のバージョンのバグを修正するため、またはアプリケーションの別の部分で作業する必要がある場合に、別の開発ボックスに切り替えることがあります。

前提条件

このクイック スタートを完了するには、次のものが必要です。

  • 開発ボックスを作成する前に、組織で少なくとも 1 つのプロジェクトと開発ボックス プールを使用して Microsoft Dev Box を構成しておく必要があります。
  • 利用可能な開発ボックス プールを持つプロジェクトにおける開発ボックス ユーザーとしてのアクセス許可が必要です。 プロジェクトに対する権限がない場合は、管理者に連絡してください。

開発ボックスを作成する

Microsoft Dev Box を使用すると、クラウドでホストされる開発者ワークステーションをセルフサービスで作成できます。 開発者ポータルを使用して、開発ボックスを作成および管理できます。

プロジェクトの構成とアクセス許可に応じて、さまざまなプロジェクトと関連する開発ボックス構成にアクセスできます。 プロジェクトと開発ボックス プールに選択肢がある場合は、ニーズに最適なプロジェクトと開発ボックス プールを選びます。 たとえば、待ち時間を最小にするには、自分の近くに開発ボックス プールがあるプロジェクトを選択できます。

重要

開発ボックスを作成する前に、組織で少なくとも 1 つのプロジェクトと開発ボックス プールを使用して Microsoft Dev Box を構成しておく必要があります。 プロジェクトまたは開発ボックス プールが表示されない場合は、管理者に問い合わせてください。

Microsoft Dev Box 開発者ポータルで開発ボックスを作成するには:

  1. Microsoft Dev Box 開発者ポータルにサインインします。

  2. [開発ボックスの追加] を選びます。

    開発者ポータルと、開発ボックスを追加するためのボタンのスクリーンショット。

  3. [開発ボックスの追加] に、次の値を入力します。

    設定
    名前 開発ボックスの名前を入力します。 開発ボックスの名前は、プロジェクト内で一意とする必要があります。
    プロジェクト ドロップダウン リストからプロジェクトを選択します。
    開発ボックス プール そのプロジェクトのすべての開発ボックス プールを含むドロップダウン リストからプールを選択します。 待ち時間を最小にするため、自分の近くの開発ボックス プールを選びます。
    リポジトリのクローン URL は空白のままにします。
    Uploaded customization files (アップロードするカスタマイズ ファイル) は空白のままにします。

    開発ボックスを追加するためのダイアログのスクリーンショット。

    選択が済むと、ページに次の情報が表示されます。

    • プロジェクトに制限が構成されている場合、選んだプロジェクトで作成できる開発ボックスの数
    • 休止状態がサポートされているかどうか
    • 開発ボックスを作成しているプールにシャットダウン スケジュールがある場合のシャットダウン時刻
    • 開発ボックス作成プロセスに 25 分以上かかる可能性があることの通知
  4. 作成 を選択して開発ボックスの作成を開始します。

  5. 開発者ポータルの開発ボックスタイルを使用して、作成の進行状況を追跡します。

    Note

    QuotaExceededed メッセージを含む vCPU クォータ エラーが発生する場合は、管理者にクォータ制限の引き上げを要求します。 この時点で管理者がクォータ制限を引き上げることができない場合は、自分の所在地に近いリージョンの別のプールを選んでみます。

    状態が [作成中] の開発ボックス カードを示す開発者ポータルのスクリーンショット。

重要

開発ボックスは、作成プロセスが完了すると自動的に開始され、実行されます。 開発ボックスには、実行中には常にコストが発生します。

開発ボックスに接続する

開発ボックスを作成したら、開発者仮想マシンにリモートで接続できます。 デスクトップ、ノート PC、タブレット、電話から接続できます。 Microsoft Dev Box では、次の方法で開発ボックスへの接続がサポートされています。

  • 開発者ポータル内からブラウザー経由で接続する
  • リモート デスクトップ クライアント アプリケーションを使用して接続する

ブラウザーを使用して開発ボックスに接続するには:

  1. 開発者ポータルにサインインします。

  2. [ブラウザーで開く] を選択します。

    ブラウザーで開くオプションを示す開発ボックス カードのスクリーンショット。

新しいタブが開き、開発ボックスを使用できるリモート デスクトップ セッションが表示されます。 個人の Microsoft アカウントではなく、職場または学校アカウントを使用して開発ボックスにサインインします。

ヒント

リモート デスクトップ クライアントは、最高のパフォーマンスと、複数モニターのサポートなどの高度な機能を提供します。 詳しくは、リモート デスクトップ アプリを使った開発ボックスへの接続に関する記事をご覧ください。

リソースをクリーンアップする

開発ボックスが不要になったら、次のように削除できます。

  1. 開発者ポータルにサインインします。

  2. 削除する開発ボックスの [アクション] メニューの [削除] を選択します。

    [削除] オプションが表示された開発ボックスの [アクション] メニューのスクリーンショット。

  3. 削除を確定するには、[削除] を選択します。

    開発ボックスの削除に関する確認メッセージのスクリーンショット。

このクイックスタートでは、開発者ポータルから開発ボックスを作成し、ブラウザーを使用してそれに接続しました。