あるチームから別のチームに作業項目を移動する
Azure DevOps Services | Azure DevOps Server 2022 - Azure DevOps Server 2019
チームを追加するとき、またはチームの再編成を行うときに、あるチームに割り当てられた作業項目を、別のチームが所有する新しい区分パスに移動することが必要になる場合があります。 プロジェクトの階層の最上位にある場合でも、すべての作業項目は区分パスに割り当てられています。
[要件] カテゴリに属する作業項目は、チームが所有する区分パスへの割り当てに基づいてチームのバックログに表示されます。 チームの区分パスに他の作業項目を割り当てると、チームの所有権に基づくクエリがサポートされます。
チームを追加する方法については、「チームを作成または追加する」を参照してください。
前提条件
- 作業項目の区分パスを変更するには、プロジェクト メンバーであり、[区分パス] ノードで作業項目を表示および編集するための権限を持っている必要があります。 これらのアクセス許可の詳細については、作業追跡アクセス許可の設定、子ノードの作成、区分またはイテレーション パスの下の作業項目の変更に関するページを参照してください。
- Azure CLI コマンドを使用するには、「Azure DevOps CLI の概要」の説明に従って、まず Azure CLI をインストールする必要があります。
- 作業項目の区分パスを変更するには、プロジェクト メンバーであり、[区分パス] ノードで作業項目を表示および編集するための権限を持っている必要があります。 これらのアクセス許可の詳細については、作業追跡アクセス許可の設定、子ノードの作成、区分またはイテレーション パスの下の作業項目の変更に関するページを参照してください。
チームの下で作業項目を移動する
Web ポータルから、区分パスの一括更新を実行できます。
再割り当てするすべての作業項目のクエリを作成します。
各チームに属する項目を複数選択し、区分パスを一括編集します。
一括変更した後、一括保存を実行します。
Azure CLI を使用して作業項目を移動する
az boards work-item update を使用すると、区分パスを更新することで 1 つの作業項目を移動できます。
az boards work-item update --id
[--area]
[--assigned-to]
[--description]
[--discussion]
[--fields]
[--iteration]
[--open]
[--reason]
[--state]
[--title]
パラメーター
- id: 必須。 更新する作業項目の ID。
- area: 省略可能。 区分の絶対パス。 例: --path \ProjectName\Area\AreaName。
- assigned-to: 省略可能。 作業項目が Jamal に割り当てられているユーザーの名前。
- description: 省略可能。 作業項目の説明。
- discussion: 省略可能。 作業項目のディスカッションに追加するコメント。
- fields: 省略可能。 設定するカスタム フィールドのスペース区切りの "フィールド=値" ペア。
- iteration: 省略可能。 イテレーションの絶対パス。 例: \ProjectName\Iteration\IterationName。
- open: 省略可能。 作業項目を既定の Web ブラウザーで開きます。
- reason: 省略可能。 作業項目の状態の理由。
- state: 省略可能。 作業項目の状態 ([アクティブ] など)。
- title: 省略可能。 作業項目のタイトル。
例
Azure DevOps CLI を使用して一度に移動できる作業項目は 1 つだけです。 この例では、作業項目 ID=148 を Fabrikam Fiber\Production Planning 区分パスの下に移動します。
az boards work-item update --id 148 --area "Fabrikam Fiber\Production Planning" --output yaml
以下に示す YAML 出力は、作業項目に対して定義されている各フィールドに関する情報を提供します。
fields:
Microsoft.VSTS.Common.Priority: 2
Microsoft.VSTS.Common.StackRank: 1500000001.0
Microsoft.VSTS.Common.StateChangeDate: '2021-11-23T22:26:28.27Z'
Microsoft.VSTS.Common.ValueArea: Business
System.AreaPath: Fabrikam Fiber\Production Planning
System.AssignedTo:
_links:
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displayName: Jamal Hartnett
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System.BoardColumn: Backlog
System.ChangedBy:
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System.ChangedDate: '2022-05-19T22:58:52.93Z'
System.CommentCount: 0
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System.Description: <div>This user story is for documentation purposes. </div>
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System.TeamProject: Fabrikam Fiber
System.Title: Test the Request feedback functionality
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チーム バックログを確認する
あるチームから別のチームに作業項目を移動した後、チーム バックログを確認して、項目が表示されるようにします。 バックログの作成に関する記事を参照してください。
問題が発生した場合は、プロジェクトのバックログとボードの設定に関する記事を参照してください。