Azure Native Integrations を使用すると、Azure 上のソフトウェア開発会社のソフトウェアとサービスを簡単にプロビジョニング、管理、および緊密に統合できます。
Microsoft と Datadog は、このサービスを共同で開発し、管理しています。
Datadog は、Azure portal で確認するか Azure Marketplace で入手できます。
Datadog は、大規模なアプリケーションのための監視および分析プラットフォームです。 これには、インフラストラクチャの監視、アプリケーション パフォーマンスの監視、ログ管理、ユーザー エクスペリエンスの監視が組み込まれています。 Datadog により、トラブルシューティング、アラート、グラフ作成のため、400 以上の統合を通してスタック全体でデータが集計されます。 トラブルシューティング、パフォーマンスの最適化、チーム間のコラボレーションのための単一のソースとして、それを使用できます。
Azure Marketplace で Datadog のオファリングを使用すると、Azure コンソールでの統合サービスとして Datadog を管理できます。 この可用性は、合理化されたワークフローを通じて、クラウド ワークロードの監視ソリューションとして Datadog を実装できることを意味します。 そのワークフローには、調達から構成までのすべてのものが含まれます。 アプリケーションが完全に Azure に基づくものであっても、ハイブリッドまたはマルチクラウド環境に分散していても、オンボード エクスペリエンスにより、その正常性とパフォーマンスの監視を簡単に始めることができます。
Datadog リソースは、Microsoft.Datadog
という名前のリソース プロバイダーを使用して作成します。
Azure portal を使用して、Datadog 組織のリソースを作成して管理できます。 サービスとしてのソフトウェア (SaaS) アプリケーションは、組織キーと API も含めて、Datadog により所有されて実行されます。
機能
Datadog には次の機能があります:
- 統合されたオンボード - Datadog は Azure 上の統合サービスです。 Azure portal を使用して、Datadog リソースを作成して統合を管理できます。
- 統合された請求 - Datadog の料金は、Azure の毎月の請求で報告されます。
- Datadog へのシングル サインオン - Datadog ポータル用の認証を別に行う必要はありません。
- ログ フォワーダー - サブスクリプションのアクティビティとリソースのログを Datadog に自動的に転送できます。
- メトリックの収集 - Azure リソースのすべてのメトリックが Datadog に自動的に送信されます。
- Datadog エージェントのデプロイ - Datadog エージェントの統一された管理エクスペリエンスが提供されます。 Virtual Machines と Azure App Services に Datadog エージェントを拡張機能としてインストールおよびアンインストールします。
メトリックとログ
Azure から Datadog に送信できるログには、3 つの種類があります。
サブスクリプション レベルのログ - コントロール プレーンでのリソースの操作に関する分析情報を提供します。 サービス正常性イベントの更新も含まれます。 アクティビティ ログを使用すると、いつ、だれが、どのような書き込み操作 (PUT、POST、DELETE) をしたかを確認できます。 Azure サブスクリプションごとに 1 つのアクティビティ ログがあります。
Azure リソース ログ - データ プレーンで Azure リソースに対して行われた操作に関する分析情報を提供します。 たとえば、キー コンテナーからシークレットを取得することは、データ プレーン操作です。 また、データベースに対して要求を行うことも、データ プレーン操作です。 リソース ログの内容は、Azure サービスとリソースの種類によって異なります。
Microsoft Entra ログ - IT 管理者として、IT 環境を監視する必要があります。 システムの正常性に関する情報を使用すると、潜在的な問題を評価して、その対処方法を判別できます。
Microsoft Entra 管理センターでは、次の 3 つのアクティビティ ログにアクセスできます。
- サインイン – サインインと、ユーザーのリソース使用状況に関する情報。
- 監査 – ユーザーやグループ管理、テナントのリソースに適用された更新など、テナントに適用された変更に関する情報。
- プロビジョニング – ServiceNow でのグループの作成や Workday からインポートされたユーザーなど、プロビジョニング サービスによって実行されるアクティビティ。
Azure リソース ログの種類は、Azure Monitor リソース ログ カテゴリ一覧表示されます。 Datadog にログを送信する Azure リソースのセットをフィルター処理するには、Azure リソース タグを使用します。
IT 管理者に、Microsoft Entra ログを Datadog にルーティングするように要求できます。 詳細については、「Azure Monitor の Microsoft Entra アクティビティ ログ」を参照してください。
Azure では、Datadog に送信されたログに対して料金が発生します。 詳細については、Azure Marketplace パートナーに送信されるプラットフォーム ログの価格をご確認ください。
Datadog に登録する
サービスのサブスクライブは、Azure Marketplace オンライン ストア または Azure portal を通じて行うことができます。 名前で検索します: Datadog。
Azure portal から登録する
まず、Azure portalにサインインしてください。
Azure portal のサービス メニューのグローバル検索バーで、 マーケットプレースを検索します。 サービスの結果で、[Marketplace] を選択します。
Azure Marketplace の開始ウィンドウが表示されます。
コマンド バーの [Marketplace 検索] 検索ボックスにサービスの名前 を 入力します。
検索結果で、プロバイダーを選択します。
希望するプランを選択し、[ サブスクライブ] を選択します。
リソースを作成するためのウィンドウが表示されます。
Datadog のリンク
Datadog の使用に関する詳細については、こちらの Datadog Web サイトへのリンクを参照してください: