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サンプル アプリを実行する: iOS - Xamarin (C#)

このクイックスタートでは、Xamarin (C#) を使用して iOS デバイス用の Azure Spatial Anchors サンプル アプリを実行する方法について説明します。 Azure Spatial Anchors は、クロスプラットフォーム対応の開発者向けサービスです。このサービスを使用すると、時間が経過した後でも複数のデバイス間で位置情報を保持するオブジェクトを使用して複合現実エクスペリエンスを作成できます。 完了すると、空間アンカーを保存して呼び戻すことができる iOS アプリが作成されます。

学習内容は次のとおりです。

  • Spatial Anchors アカウントを作成する
  • Spatial Anchors アカウント識別子とアカウント キーを構成する
  • iOS デバイスにデプロイして実行する

Azure サブスクリプションをお持ちでない場合は、開始する前に Azure 無料アカウントを作成してください。

前提条件

このクイック スタートを実行するには、以下が必要です。

Spatial Anchors リソースを作成する

Azure ポータルにアクセスします。

左側のウィンドウで、 [リソースの作成] を選択します。

検索ボックスを使用して、「Spatial Anchors」を検索します。

「Spatial Anchors」の検索結果を示すスクリーンショット。

[Spatial Anchors] を選択し、 [作成] を選択します。

[Spatial Anchors アカウント] ウィンドウで次を行います。

  • 通常の英数字を使用して一意のリソース名を入力します。

  • リソースをアタッチするサブスクリプションを選択します。

  • [新規作成] を選択して、リソース グループを作成します。 「myResourceGroup」と名前を付け、 [OK] を選択します。

    リソース グループとは、Web アプリ、データベース、ストレージ アカウントなどの Azure リソースのデプロイと管理に使用する論理コンテナーです。 たとえば、後から簡単な手順で一度にリソース グループ全体を削除することもできます。

  • リソースを配置する場所 (リージョン) を選択します。

  • [作成] を選択して、リソースの作成を開始します。

リソースを作成するための [Spatial Anchors] ウィンドウのスクリーンショット。

リソースが作成されると、Azure portal に、デプロイが完了したことが表示されます。

リソースのデプロイが完了したことを示すスクリーンショット。

[リソースに移動] を選択します。 これでリソースのプロパティを表示できます。

リソースの [アカウント ID] 値は後で使用するためにテキスト エディターにコピーしておきます。

[リソース プロパティ] ウィンドウのスクリーンショット。

また、リソースの [アカウント ドメイン] 値を後で使用するためにテキスト エディターにコピーします。

リソースのアカウント ドメイン値を示すスクリーンショット。

[設定][アクセス キー] を選択します。 [主キー] 値の [アカウント キー] を後で使用するためにテキスト エディターにコピーします。

アカウントの [キー] ウィンドウのスクリーンショット。

サンプル プロジェクトを開く

次のコマンドを実行して samples リポジトリを複製します。

git clone https://github.com/Azure/azure-spatial-anchors-samples.git
cd ./azure-spatial-anchors-samples

Visual Studio で Xamarin/SampleXamarin.sln を開きます。

アカウント識別子とキーを構成する

次に、自分のアカウント識別子とアカウント キーを使用するようにアプリを構成します。 これらの情報は、Spatial Anchors リソースを設定するときにテキスト エディターにコピーしました。

Xamarin/SampleXamarin.Common/AccountDetails.csを開きます。

SpatialAnchorsAccountKey フィールドを見つけ、Set me をアカウント キーに置き換えます。

SpatialAnchorsAccountId フィールドを見つけ、Set me をアカウント識別子に置き換えます。

SpatialAnchorsAccountDomain フィールドを見つけ、Set me をアカウント ドメインに置き換えます。

アプリを iOS デバイスにデプロイする

iOS デバイスの電源をオンにしてサインインし、USB ケーブルを使用してコンピューターに接続します。

スタートアップ プロジェクトを SampleXamarin.iOS に設定し、 [ソリューション構成][リリース] に変更して、デバイス セレクター ドロップダウンからデプロイ先のデバイスを選択します。

Visual Studio の構成

[実行]>[デバッグなしで開始] の順に選択してアプリをデプロイし、起動します。

アプリで、 [Basic](基本) を選択してデモを実行し、画面の指示に従ってアンカーを配置し、呼び戻します。

スクリーンショット 1スクリーンショット 2スクリーンショット 3

リソースをクリーンアップする

前の手順では、リソース グループ内に Azure リソースを作成しました。 これらのリソースが将来必要になると思わない場合は、リソース グループを削除してリソースを削除できます。

Azure portal メニューまたは [ホーム] ページから、 [リソース グループ] を選択します。 次に、 [リソース グループ] ページで [myResourceGroup] を選択します。

[myResourceGroup] ページで、一覧表示されたリソースが、削除しようとするリソースであることを確認します。

[リソース グループの削除] を選択し、確認のためテキスト ボックスに「myResourceGroup」と入力して、 [削除] を選択します。

次のステップ

このクイック スタートでは、Spatial Anchors アカウントを作成しました。 次に、空間アンカーを保存して再呼び出しするようにアプリを構成してデプロイしました。 他のデバイスと空間アンカーを共有できるようにアプリを改良する方法の詳細を学習するには、次のチュートリアルに進んでください。