既定のパイプライン
新しいアプリケーションを作成すると、既定のパイプラインが作成および展開され、各 BizTalk プロジェクトに対して、\References フォルダーの Microsoft.BizTalk.DefaultPipelines アセンブリに表示されます。 パイプライン デザイナーでは、既定のパイプラインを変更できません。 これらのパイプラインは、送信ポートまたは受信場所を BizTalk エクスプローラーで構成するときに選択できます。 ここでは、既定のパイプラインの概要および使用時期について説明します。
注意
XML 受信パイプラインおよび送信パイプラインは、4 GB を超える XML ドキュメントをサポートしません。
パススルー受信パイプラインはコンポーネントを持っていません。 このパイプラインは、メッセージ ペイロード処理を必要としないシンプル パススルー シナリオに使用されます。 一般に、メッセージの送信元と送信先が既知であり、メッセージが検証、エンコーディング、または逆アセンブルを必要としない場合に使用されます。 通常は、パススルー送信パイプラインと一緒に使用されます。
パススルー受信パイプラインには逆アセンブラーが含まれていないので、メッセージのオーケストレーションへのルーティングに使用できません。
注意
パススルー受信パイプラインは、プロパティの昇格をサポートしていません。
パススルー送信パイプラインはコンポーネントを持っていません。 このパイプラインは、一般に、メッセージを送信先に送信する前のドキュメント処理を必要としない場合に使用されます。
XML 受信パイプラインは、次のステージで構成されます。
デコード。 Empty
逆アセンブル。 XML 逆アセンブラー コンポーネントを含んでいます。
検証します。 Empty
パーティの解決。 証明書サブジェクトまたは送信元セキュリティ ID をパーティ ID に解決する、パーティの解決パイプライン コンポーネントを実行します。
XML 送信パイプラインは、次のステージで構成されます。
プリアセンブル。 Empty
アセンブル。 XML アセンブラー コンポーネントを含んでいます。
エンコード。 Empty
パイプラインの種類
パイプライン コンポーネントの種類
パイプラインのテンプレート
パイプライン コンポーネント
パイプライン、ステージ、およびコンポーネントについて