/errorReport (内部コンパイラ エラーの報告)

Note

/errorReport オプションは非推奨です。 Windows Vista 以降では、エラー報告は Windows エラー報告 (WER) の設定によって制御されます。

構文

/errorReport:[none | prompt | queue | send ]

解説

コンパイラでソース コード ファイルを処理できないと、内部コンパイラ エラー (ICE) が発生します。 ICE が発生した場合、コードの修正に利用できる出力ファイルや有用な診断はコンパイラによって生成されません。

/errorReport 引数は、Windows エラー報告サービス設定によってオーバーライドされます。 レポートが Windows エラー報告によって有効化されている場合は、コンパイラによって内部エラーのレポートが Microsoft に自動的に送信されます。 Windows エラー報告によって無効にされている場合、レポートは送信されません。

Visual Studio 開発環境でこのコンパイラ オプションを設定するには

  1. プロジェクトの [プロパティ ページ] ダイアログ ボックスを開きます。 詳しくは、「Visual Studio で C++ コンパイラとビルド プロパティを設定する」をご覧ください。

  2. [構成プロパティ]>[C/C++]>[詳細] プロパティ ページを選択します。

  3. [エラー報告] プロパティを変更します。

このコンパイラ オプションをコードから設定するには

関連項目

MSVC コンパイラ オプション
MSVC コンパイラ コマンド ラインの構文