/WL (1 行診断の有効化)

エラーまたは警告メッセージに追加情報を追加します。

構文

/WL

解説

C++ コンパイラからのエラーおよび警告メッセージの後に、新しい行に既定で表示される追加情報が続く場合があります。 コマンド ラインからコンパイルすると、追加の情報行をエラーまたは警告メッセージに追加できます。 ビルド出力をログ ファイルにキャプチャし、そのログを処理してすべてのエラーと警告を見つける場合に便利です。 セミコロンがあると、エラーまたは警告メッセージは追加行から分離されます。

すべてのエラーおよび警告メッセージに追加の情報行が含まれるわけではありません。 次のコードでは、別の情報行を含むエラーが生成されます。 /WL を使用すると、効果をテストできます。

// compiler_option_WL.cpp
// compile with: /WL
#include <queue>
int main() {
   std::queue<int> q;
   q.fromthecontinuum();   // C2039
}

Visual Studio 開発環境でこのコンパイラ オプションを設定するには

  1. プロジェクトの [プロパティ ページ] ダイアログ ボックスを開きます。 詳細については、Visual Studio での C++ コンパイラとビルド プロパティの設定に関する記事を参照してください。

  2. [構成プロパティ]>[リンカー]>[コマンド ライン] プロパティ ページを選択します。

  3. [追加のオプション] ボックスにコンパイラ オプションを入力します。

このコンパイラ オプションをコードから設定するには

関連項目

MSVC コンパイラ オプション
MSVC コンパイラ コマンド ラインの構文