フレームワーク (MFC)
Microsoft Foundation Class (MFC) ライブラリ フレームワークは、その大部分が、いくつかの主要なクラスと Visual C++ ツールで成り立っています。 Win32 アプリケーション プログラミング インターフェイス (API) の大部分をカプセル化するクラスもあれば、 ドキュメント、ビュー、アプリケーション自体などアプリケーションの概念をカプセル化するクラスもあります。 その他にも、OLE の機能や ODBC と DAO のデータアクセス機能をカプセル化するクラスもあります (DAO は Office 2013 でサポートされています。DAO 3.6 は最終バージョンであり、古いバージョンと見なされます)。
たとえば、Win32 のウィンドウの概念は、MFC の CWnd
クラスによってカプセル化されています。 つまり、CWnd
と呼ばれる C++ クラスに、Windows のウィンドウを表す HWND
ハンドルがカプセル化、つまり "ラップ" されています。 同様に、Win32 のダイアログ ボックスは、CDialog
クラスにカプセル化されています。
たとえば、C++ の CWnd
のクラスには HWND
型のメンバー変数が存在し、そのクラスのメンバー関数には、HWND
をパラメーターとして受け取る Win32 関数の呼び出しがカプセル化されています。 一般医、クラスのメンバー関数には、それがカプセル化する Win32 関数と同じ名前が付けられています。