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リソース識別子 (シンボル) (C++)

シンボルは、2 つの部分で構成されるリソース識別子 (ID) です。シンボル名は、次の例のように、シンボル値にマップされます。

IDC_EDITNAME = 5100

シンボル名は一般的に、識別子と呼ばれます。

シンボルは、ソース コード内で、およびリソース エディターで作業している間に、リソースおよびユーザー インターフェース オブジェクトを参照するためのわかりやすい手段を提供します。 シンボルは [リソース シンボル] ダイアログ ボックスを使用して、都合の良い 1 箇所に表示して操作することができます。

アプリケーションのサイズが大きくなり、複雑になるにつれ、リソースとシンボルの数も増えます。 いくつかのファイルに散在する大量のシンボルを追跡することは困難な場合があります。 [リソース シンボル] ダイアログ ボックスを使用すると、シンボルを簡単に管理することができます。これは集中ツールであり、以下を行えます。

新しいリソースやリソース オブジェクトを作成する際、 リソース エディター は、リソースの既定の名前 (たとえば IDC_RADIO1) を提供し、値をそれに割り当てます。 名前と値の定義が Resource.h ファイルに格納されます。

Note

リソースやリソース オブジェクトを 1 つの .rc ファイルから別のファイルにコピーする際、Visual C++ は、転送されるリソースのシンボル値、またはシンボル名と値を変更する可能性があります。これは、既存のファイルのシンボル名や値との競合を回避するためです。

必要条件

Win32

関連項目

リソース ファイルの操作
リソース ファイル (Visual Studio)
Resource Editors