COUNTBLANK

適用対象:計算列計算テーブルメジャービジュアル計算

1 列内の空のセル数をカウントします。

構文

COUNTBLANK(<column>)  

パラメーター

用語 定義
カウントする空白のセルを含む列。

戻り値

整数。 条件を満たす行がない場合は、空白が返されます。

解説

  • この関数では、列のみを引数に使用できます。 列に含むデータ型には制限はありませんが、カウントされるのは空の白セルのみです。 ゼロは空白ではなく数値と見なされるため、値がゼロ (0) のセルはカウントされません。

  • 集約する行がない場合は常に、関数では空白が返されます。 しかし、行があり、そのいずれもが指定した条件を満たさない場合、この関数では 0 が返されます。 条件を満たす行が見つからない場合、Microsoft Excel でも 0 が返されます。

  • つまり、COUNTBLANK 関数で空白を検出できない場合、結果は 0 になりますが、確認対象の行がない場合は、結果は空白になります。

  • この関数は、計算列または行レベルのセキュリティ (RLS) ルールで使用される場合、DirectQuery モードでの使用はサポートされません。

次の例は、BankName の値が空白の Reseller テーブルの列数をカウントする方法を示しています。

= COUNTBLANK(Reseller[BankName])  

論理値またはテキストをカウントするには、COUNTA 関数または COUNTAX 関数を使用します。

COUNT 関数
COUNTA 関数
COUNTAX 関数
COUNTX 関数
統計関数