列内の空白セルの数をカウントします。
構文
COUNTBLANK(<column>)
パラメーター
用語 | 定義 |
---|---|
column |
カウントする空白のセルを含む列。 |
戻り値
整数。 条件を満たす行が見つからない場合は、空白が返されます。
備考
この関数に使用できる唯一の引数は列です。 任意の種類のデータを含む列を使用できますが、カウントされるのは空白のセルのみです。 値が 0 のセルは、空白ではなく数値と見なされるため、カウントされません。
集計する行がない場合は常に、この関数は空白を返します。 ただし、行があるが、指定された条件を満たす行がない場合、関数は 0 を返します。 条件を満たす行が見つからない場合も、0 が返されます。
つまり、COUNTBLANK 関数で空白が見つからない場合、結果は 0 になりますが、チェックする行がない場合、結果は空白になります。
この関数は、計算列または行レベル セキュリティ (RLS) 規則で使用する場合、DirectQuery モードでは使用できません。
例
次の例は、BankName の空白値を持つテーブル Reseller 内の行数をカウントする方法を示しています。
= COUNTBLANK(Reseller[BankName])
論理値またはテキストをカウントするには、COUNTA または COUNTAX 関数を使用します。